震災切手(しんさいきって)の買取なら写真無料査定ができる<SATEeee切手買取>へ

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1.お手持ちの震災切手を売りたい方へ

震災切手とは、1923年に起こった関東大震災によって東京の切手施設が稼働不可能になったために、暫定的に民間会社によって発行された切手のことです。簡素なつくりながら、幅広い額面での発行が行われましたが、従来施設の復興が早く、1年ほどで製造は中止となりました。震災切手は半数が在庫となったほど発行数が多く、希少価値はあまり高いとは言えませんが、額面によっては高値で取引されているものも存在します。

このページの目次

2.震災切手の概要を詳しく解説

震災切手とは、1923年9月1日に起こった関東大震災の後に発行された切手です。この地震で東京にあった印刷局や切手倉庫、資材などが失われてしまい、切手の供給不足を防ぐために、政府は暫定処置として民間会社に切手を作らせました。それらは震災切手と呼ばれましたが、あくまでも応急的なものであったため、目打ちはなくすかしも従来と異なるなど、印刷やつくりは簡素なものでした。震災切手の印刷は精版印刷会社や秀英社、大阪の会社でも行われましたが、東京の印刷局の復興が早く翌年には稼働し始めたため、震災切手の発行はわずかな期間のみとなりました。半分ほどは在庫として残ったと言われています。

3.震災切手の種類を知ろう

震災切手は幅広い額面で発行されました。具体的には、5厘、1.5銭、2銭、3銭、4銭、5銭、8銭、10銭、20銭の9種類です。発行数にはばらつきがあり、3銭以下のものはかなり多く発行されたようです。また、震災切手は東京で作られたものと大阪で作られたものに分けられますが、その価値は変わりません。

4.震災切手が発行された経緯や歴史的背景

震災切手の価値は、額面によって違います。4銭以上の額面のものは震災切手の中でも発行数が少なく希少価値が上がる傾向にあり、3銭以下の額面のものは数が多く発行されたため価値が下がります。 また、震災切手の9種が未使用で揃っているとなると、その価値はさらに上昇します。

5.震災切手の希少価値や評価など

震災切手の買取にあたっては、まず額面が注目されます。主に、4銭以上か未満かによって大きく査定額が分かれるとされています。また、切手の状態の良し悪しや未使用か使用済みかも大きなポイントとなり、状態の良い未使用のものほど高額査定となります。

査定時に把握しておりきたい代表的なポイント
  • 額面(4銭以上か未満か)
  • 状態の良し悪し
  • 未使用か否か

6.震災切手の買取査定時に把握しておきたいポイント

震災切手は100円から4,000円ほどで取引されることが多く、額面が大きいものの方が高額で取引される傾向にあります。例えば、全9種セットの震災切手には、20,170円の値が付きました。こちらは多少経年による劣化が見られるものの、全体的に状態の良いお品でした。また、1.5銭切手の10枚ブロックは、14,501円で取引されました。こちらは未使用品で、比較的状態の良いお品でした。切り離しされていないブロックになると、少額の切手であってもその価値は上がる場合があります。

7.震災切手の取引相場価格や取引参考価格帯のご紹介

震災切手は関東大震災による切手施設の焼失により、急遽民間会社が製造を請け負い、発行数された切手を指します。その仕様は従来の切手と比べると簡素なもので、製造自体も1年ほどで終了しました。震災切手は額面によって発行数が大きく違い、価値にも差があります。中には高値で取引されるものもあり、買取においては高額査定となる可能性がある切手です。

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