1.お手持ちの年賀切手を売りたい方へ

年賀切手は、年賀用として1935年から発行され始めた切手です。干支や富士山など、正月らしいめでたい絵柄が特徴であり、はがき用と封書用の額面での発行となっています。年賀切手は、歴史の影響を受け一時廃止となっていましたが、1948年の復活後から現在まで発行が続いており、くじ付きや寄附金付き、小型シートなど数種の型も登場しました。種類の多い年賀切手ですが、古いものの中にはかなりの高値で取引されるものもあり、プレミア切手としても注目されています。

2.年賀切手の概要を詳しく解説

年賀切手とは、年賀用として毎年発行されている切手です。新年のあいさつにあたって、年賀状ではなく、私製はがきもしくは封書を使う場合などに用いられますが、新年の期間以外では普通切手としても利用できます。年賀切手は年賀郵便が増加したことを受け、1935年に発行開始された切手です。しかし、戦争や虚礼廃止運動などの煽りを受け1938年に一度廃止されました。その後、戦後数年経った1948年に復活し、近年ではくじ付きのものや寄附金付きのものなども販売されています。年賀切手には富士山や正月飾り、干支など、新年らしいモチーフの絵柄が描かれるのが特徴です。毎年違うデザインで発行されており、11月ごろから販売開始されています。また、年賀専用の切手は日本だけでなく、中国や韓国などのアジア諸国でも、発行されているようです。

3.年賀切手の種類を知ろう

年賀切手は1935年の登場以降、10年の廃止期間を経て毎年違うデザインで発行されているため、多くの種類があります。中でももっとも有名なのは、日本初の年賀切手である「富士山切手」ではないでしょうか。これは渡辺崋山の「富嶽図」をモチーフとした年賀切手で、1銭5厘の額面で発行されました。また、1950年以降くじ付き切手の景品として発行された非売品の年賀切手小型シートも存在します。現在では、封書用・私製はがき用、また寄附金付きの封書用・私製はがき用の4種が毎年発行されています。

4.年賀切手の希少価値や評価など

年賀切手は古いものほど、希少価値が高いものとして評価される傾向にあります。特に最初の年賀切手である「富士山切手」やその翌年の「二見ケ浦の夫婦岩」、翌々年の「しめ飾り切手」は非常に希少性が高いとされ、高値で取引されています。また、1950年の「応挙の虎切手」や1952年の「翁の面切手」、1953年の「三番叟人形切手」なども額面以上の価値がある切手として知られています。

5.年賀切手の買取査定時に把握しておきたいポイント

年賀切手の買取査定では、古い年代の年賀切手であるかどうかということがポイントとなります。種類によっても査定は大きく変わり、上にご紹介したような種類のものは高く評価されることが多いようです。さらに、切手の保存状態の良さや未使用か使用済みか、シート状かバラかという点も注目される部分です。

査定時に把握しておりきたい代表的なポイント
  • 古い年代の年賀切手かどうか
  • 種類
  • 保存状態
  • 未使用か使用済みか
  • シート状かバラか

6.年賀切手の取引相場価格や取引参考価格帯のご紹介

年賀切手は、最近のものであれば相場は額面と変わりませんが、古いものになると高値で取引される傾向にあります。また、海外の年賀切手には数十万円で取引されるものもあります。例えば、「富士山切手」4枚セットに76,850円の値が付いた例があります。こちらは田型シートで、みほん字入り、目打ちの切れや黄ばみが見られるお品でした。また、「しめ飾り切手」1枚が1,710円で取引されたこともあります。こちらは非常に状態の良いお品でした。さらに、これは中国の切手になりますが、1980年発行の赤猿年賀切手4枚セットには、551,000円の値が付いています。こちらは田型のセットで、状態の良いお品でした。

7.高値での買取が期待できる年賀切手について

年賀切手は高額で買取されるものが多くあります。例えば、記念で発行されたものや古い未使用シート品などです。ここでは、プレミア価格で買取となった事例をもとに、高価買取が期待できる年賀切手の特徴をご紹介します。

昭和12年 二見ヶ浦 1銭5厘

昭和12年用年賀切手で、福岡県の名勝・桜井二見ヶ浦の夫婦岩が描かれています。1銭5厘100枚1シートの未使用品で、オークションにて77,900円のプレミア価格で買取となりました。コレクター放出品で経年に伴う汚れがややありますが、全体的な状態は良い品です。裏面に保護紙が付いていて、剥がすと破れの恐れがあります。保存状態が良ければ、もっと高額での買取になった可能性もあるでしょう。

昭和11年 富士 1銭5厘

昭和11年用年賀切手で、渡辺崋山の『富嶽の図』を採用したデザインです。1銭5厘の20枚シートで、未使用品ですが軽い曲がりがあります。裏糊面はきれいで、全体的に状態の良い品だといえるでしょう。オークションでは41,500円で買取手が付きました。プレミア切手としても有名な年賀切手です。シート丸ごとの未使用品なので高価買取が実現しました。

琉球年賀切手 松竹梅 2B円

プレミア品として高価買取されることの多い琉球年賀切手です。額面単位は米軍発行の緊急通貨B円で米軍統治下の時代を偲ばせます。2B円50枚のシート品です。裏糊面はきれいでツヤがありますが、表面にはやや折れとたたみ跡などが見受けられます。しかし全体的な状態は非常に良く、美品だといえるでしょう。琉球切手ならではの意匠を凝らした図柄も美しく、34,500円で買取となりました

8.年賀切手の査定依頼をしたお客様の声

宮城県にお住まいのW.T様

  • 問い合わせ方法:電話
  • お問い合せ地域:宮城県

W.T様が査定をした理由

去年亡くなった母の箪笥を整理したところ、昭和初期の切手シートや記念切手らしいものがたくさん出てきました。昭和の切手は現在は使えないものも多いので、買取を希望します。専門店で買取してもらう時間がないので、ネットで無料査定をお願いできるコネクトさんに電話しました。相場以上の買取実績が多いと聞いたので、良い値での買取を期待します。無料で査定してもらえるのが決め手でした。

W.T様がSATEeeeを利用した感想

昭和初期の切手は、母が使うつもりで買い溜めていたようです。きちんとしまってあったので状態は良かったらしく、プレミア価格ということで高価買取になりました。買取価格などを一覧にして頂けたので、とてもわかりやすかったです。無料で買取査定してもらえて一覧までもらえるというサービスの充実ぶりには驚きました。買取業者の方も親切で、対応にも満足しています。

静岡県にお住まいのH.S様

  • 問い合わせ方法:LINE
  • お問い合せ地域:静岡県

H.S様が査定をした理由

数年前に叔父からもらった昭和の年賀切手を無料の買取査定に出そうと思い、LINEにて問い合わせました。叔父は切手集めが趣味で、施設に入る際に大量の切手をくれました。叔父から古い年賀切手は価値が高いと聞いたので、専門店か買取業者さんに査定してもらおうと思った次第です。ネットでおすすめされていたコネクトさんを見つけ、無料の買取査定がいいなと思いました。

H.S様がSATEeeeを利用した感想

昭和初期の年賀切手や小型シート、記念切手などが高価買取になったと聞きました。切手の買取査定は初めて利用しましたが、複数の専門店に一括査定してもらえるのは便利ですね。プレミア品はかなり高値で買取してもらえました。古い小型シート、お年玉付きの品などもすぐに専門店が買取してくれました。コネクトさんにお願いして良かったです。おすすめです。

広島県にお住まいのN.K様

  • 問い合わせ方法:メール
  • お問い合せ地域:広島県

N.K様が査定をした理由

長年しまい込んでいた年賀切手とはがきが出てきたので、無料の買取査定に出そうと思いメールしました。記念切手や小型シートだとプレミア価格が付いて相場より高くなることもあると聞き、期待しています。プレミア価格だといくらくらいになるのか、ぜひ専門店の方に見てもらいたいです。コネクトさんはネットでおすすめされていた切手買取業者として知りました。

N.K様がSATEeeeを利用した感想

お年玉付き年賀切手とはがき、どちらも査定をお願いしました。他にも、年賀切手ではないですが記念切手の小型シートを何種類かまとめて買取査定してもらいました。出張買取に来てもらいましたが、プレミア価格やお年玉付き年賀切手の相場など、とても丁寧に解説してもらえたのが良かったですね。買取価格もなかなかのものでした。結果を一覧でもらえるので助かります。

石川県にお住まいのM.Y様

  • 問い合わせ方法:電話
  • お問い合せ地域:石川県

M.Y様が査定をした理由

だいぶ昔のお年玉付き年賀切手の価値を知りたくて、無料の買取査定をお願いしました。相場以上のプレミア価格での買取を期待しています。昭和初期の古い年賀切手や記念切手の小型シートもあるので、一緒に買取査定を願いします。コネクトさんは知人からおすすめされました。良心的な買取業者さんで、サービスも良いと聞いています。

M.Y様がSATEeeeを利用した感想

無料の買取査定は初めでしたが、知人がおすすめするだけあって確かに良心的な買取業者さんでした。お年玉付き年賀切手は、相場以上の買取価格でした。昭和の古い年賀切手は、少し汚れがありましたが無事買取してもらえました。記念切手の小型シート品は買取価格が高いみたいですね。記念切手やプレミア切手、お年玉くじ付きは買取価格が高いらしく、一覧表をもらったのでもう一度家を探してみようと思います。

9.年賀切手の買取についてのまとめ

年賀切手とは、新年の挨拶をはじめとした年賀郵便に使用するため発行された切手です。新年だけでなく普通切手としても使用できますが、絵柄には正月らしいモチーフが使用され、季節感のあるデザインとなっています。年賀切手には1935年発行開始以来の歴史があり、古いものであるほど希少価値が高い切手として買取される傾向にあります。中にはプレミア切手も存在し、買取査定にあたっても高額査定が期待できる種類の切手です。