1.お手持ちの軍事切手を売りたい方へ

軍事切手は戦時中に発行された切手で、戦地の軍人との郵便に使用されました。日本の軍事切手は黒のインクで大きく印刷された「軍事」の文字が代表的ですが、軍事切手自体は日本だけでなくあらゆる国で発行されており、現在では日本のものも外国のものも高い希少性と人気を誇ります。

2.軍事切手の概要を詳しく解説

軍事切手とは、軍事郵便に使用するための切手です。軍事郵便とは戦地にいる軍人との郵便のことを指し、軍事切手は郵便の数などを管理するために使用されていたと言われています。これは日本だけでなく、さまざまな国で発行されていました。日本の軍事切手は、既存のデザインに大きく「軍事」の文字が印刷されたものが多く、1910年から1944年まで使用されており、中には中国で発行されたものもあります。デザインのベースには、菊切手や田沢切手などが用いられました。軍事切手の種類は多岐に渡りますが、全体的に高値で取引されることが多くなっています。

3.軍事切手の種類を知ろう

軍事切手の種類は多岐に渡ります。日本のもので言うと、1910年に中国駐屯地で使用された「軍事切手(加刷I型・II型)」・1910年から34年間使用された「菊切手加刷軍事切手」・1913年に発行された「大正白紙軍事切手」・1914年と1924年に発行された「旧大正白紙軍事切手」・1928年と1933年に発行された「新大正白紙軍事切手」・1921年に中国の青島郵便局で発行された「青島軍事切手」・1941年ビルマで発行された「牛耕図案切手」・1942年にミャンマーにて印鑑を押しただけのデザインで発行された「矢野切手」などが挙げられます。これらはさらに印刷の仕様によって細かく種類分けされます。また、諸外国の軍事切手も存在します。

4.軍事切手の希少価値や評価など

軍事切手は、全体的に希少価値が高い切手です。美品であれば1枚で10,000円以上と査定されることも珍しくありません。特に「青島軍事切手」の希少性は非常に高くプレミア切手となっており、市場では1,000,000円以上で取引されるほどとなっています。

5.軍事切手の買取査定時に把握しておきたいポイント

軍事切手の買取では、第一にどの種類の軍事切手かということがポイントとなります。同じ種類であっても文字や形など仕様によってさらに種類分けされ、それぞれで価値に差が出ます。また状態が良く未使用品であれば、さらに有利な査定を受けられます。

査定時に把握しておりきたい代表的なポイント
  • 軍事切手の種類
  • 切手の仕様
  • 状態の良さ
  • 未使用品か使用済みか

6.軍事切手の取引相場価格や取引参考価格帯のご紹介

軍事切手は比較的高額で取引されることが多いようですが、その価格には幅があります。例えば、「大正白紙軍事切手」1枚が49,000円で取引されたことがあります。こちらは非常に状態の良い未使用品でした。また、「菊切手加刷軍事切手」1枚に23,500円の値が付いたものもありました。こちらはやや経年劣化が見られるものの、比較的状態の良いお品でした。

7.高値での買取が期待できる軍事切手について

軍事切手は使用された期間が短いため、全体的に希少価値の高い切手だといえます。使用済みでも高値で買取となるケースが多く、特に青島軍事切手は高額買取が期待できるでしょう。ここでは高値で買取となった事例をご紹介します。

大正毛紙・白紙 3銭4枚揃い

3銭の軍事切手で、着色した繊維を混ぜた毛紙と繊維の入っていない白紙の2種類4枚が揃った品です。ネットオークションにて69,666円にて落札されました。大正白紙は発行期間がわずか1年と短いため希少価値の高い切手として知られています。また、この4枚はより貴重なⅠ型であったため高値での買取となったと考えられます。

大正毛紙 3銭10枚ブロック

赤や青に色付けした繊維を混ぜ込んだ毛紙の軍事3銭切手10枚ブロックです。67,666円の買取価格が付きました。裏面にやや色むら等ありますが、全体的には状態の良い貴重な未使用切手です。比較的新しい毛紙ということで価格はやや控えめになりましたが、もし大正白紙であったらもっと高額が付いた可能性もあります。

青島軍事切手3銭 鑑定書付き

こちら大変貴重な青島軍事切手の3銭であり、バラ単片です。30件以上の入札を経て、51,000円にて落札されました。大手鑑定ショップによる鑑定書付きで、本物の可能性が極めて高いといえるでしょう。バラではありますが保存状況は良く、裏糊面もきれいな状態です。未使用美品であること、鑑定書があることから高額での落札となりました。

朝鮮金化局エンタイア 菊軍事3銭

3銭の菊軍事切手のエンタイア品で、10,000円で落札されました。朝鮮金化局と山形県白鷹村の消印が入っています。消印入りのエンタイア品は専門のコレクターも多くいるため、市場での人気は高いと言えるでしょう。封筒共に汚れや破れがありますが菊軍事は希少価値が高く、歴史的にも貴重なエンタイア品ということで、まずまずのお値段となりました。

坂東収容所切手 参考品

第一次世界大戦時、ドイツ兵捕虜を収容するため設置された坂東俘虜収容所(徳島県鳴門市)の切手の参考品です。坂東収容所切手はドイツ兵たちによって作られた模擬的な切手であり、日本で正式に発行された郵便切手ではありません。しかし、歴史的に大変貴重なものであり、こちらの品はネットオークションにて8,000円の値が付きました。

8.軍事切手の査定依頼をしたお客様の声

神奈川県にお住まいのW.U様

  • 問い合わせ方法:電話
  • お問い合せ地域:神奈川県

W.U様が査定をした理由

何年も前に父から受け継いだ荷物の中から出てきた、古い切手を買取査定に出しました。戦争中に届いた手紙に貼ってあるものですが、軍事と書いてありだいぶ古いものなのでどれくらい価値があるか知りたかったからです。前に切手集めが趣味の友人に話したところ、かなり希少価値の高い切手だといわれました。このまま捨ててしまうのも気が引けるので買取査定をお願いします。

W.U様がSATEeeeを利用した感想

使用済みなので価値は低いかと思いましたが、どうやら希少価値の高い軍事切手だったみたいです。だいぶ傷んでおり汚れも多かったのですが、良い値で買取して頂けました。専門業者さんなら大切に扱ってくれるだろうと思い、そのまま買取してもらいました。従業員の方が誠実そうな人で良かったです。買取査定の方法もわかりやすくていいですね。

滋賀県にお住まいのK.J様

  • 問い合わせ方法:メール
  • お問い合せ地域:滋賀県

K.J様が査定をした理由

何年か前に購入した古い軍事切手を査定に出しました。私が住んでいる滋賀県の大津市にある切手ショップで購入したものです。ショップのバイヤーさんからおすすめされた品で、買取サイトなどでも相場が高い軍事切手だと思います。少し物入りになってしまい、これまで集めてきた切手を買取に出すことにしました。中国の記念切手などもあるので一緒に査定お願いします。

K.J様がSATEeeeを利用した感想

こちらのサイトはインターネットで見つけました。公式サイトには東京の住所があったので、滋賀県の大津市からはどう査定してもらうのかと思ったらオンライン査定が使えるとのことです。出張買取もできるそうですが、手間のかからないオンラインでお願いしました。買取査定の流れなどはわかりやすく、査定結果も上々でした。公式サイトも見やすくてとても良かったです。

茨城県にお住まいのE.C様

  • 問い合わせ方法:LINE
  • お問い合せ地域:茨城県

E.C様が査定をした理由

実家の整理をしていた際、古い郵便物が見つかりました。「軍事」と書いた切手が何枚かあり、どうも貴重な品らしいということで専門業者さんに買取査定をお願いすることになりました。郵便局で見るような切手とは少し違うので、古い切手の買取に慣れているお店にお願いするべきかと思いコネクトさんに問い合わせました。コネクトさんはバイヤーをしている知人からおすすめされました。

E.C様がSATEeeeを利用した感想

コネクトさんの公式サイトに出張買取かオンライン査定が選べるとあったので、出張買取をお願いしました。オンラインだとセルフで写真など取るようなので、上手く撮れないと困ると思い来て頂きました。LINEでの問い合わせは簡単でしたし、実際の買取査定もスムーズで良かったです。買取価格などは理由や各切手の価格などを一覧にして頂けてわかりやすくていいですね。

東京都にお住まいのS.O様

  • 問い合わせ方法:メール
  • お問い合せ地域:東京都

S.O様が査定をした理由

数年前に亡くなった父の遺品を買取希望です。古い切手が多くあり、戦争中に使われていたらしい軍事切手も見つかりました。だいぶボロボロになっていますが、インターネットの相場サイトを見たところ貴重な切手らしいと知り、専門の業者さんに査定してもらおうと思いました。メールで問い合わせできるのと、オンライン査定できるというので決めました。

S.O様がSATEeeeを利用した感想

オンライン査定の方法は公式サイトでよく読みましたが、スタッフの方からも丁寧な説明があったのでわかりやすかったです。スマホを使って写真などを送ればいいということで、セルフサービス形式の買取査定とでも言いましょうか。買取ショップなどに行く手間が省けていいですね。結果が出るのも早かったです。買取価格はとても満足のいくものでした。

千葉県にお住まいのM.N様

  • 問い合わせ方法:電話
  • お問い合せ地域:千葉県

M.N様が査定をした理由

何年か前に亡くなった大叔母の遺品を買取査定してもらいたくて電話しました。軍事切手のようなので、大叔母の父親が使っていたものかもしれません。封筒に貼ってあったものが何枚かあります。だいぶ傷んでいますが、戦時中の品なら貴重だと思い、切手買取の専門業者さんに見てもらおうと思った次第です。他にも古い切手があるので、一緒に査定してほしいです。

M.N様がSATEeeeを利用した感想

軍事切手の方は、比較的新しい種類のものだそうですが貴重な品には変わりないそうです。額面よりはるかに高い買取価格を付けて頂き、とても驚きました。コネクトさんは初めて利用しましたが、スタッフの方が親切でいいですね。電話口でも丁寧に対応して頂けました。買取査定についても、どういう流れでどういう風に結果が出るかを一つ一つしっかり教えてもらえたので、安心して任せることができました。

宮城県にお住まいのA.I様

  • 問い合わせ方法:メール
  • お問い合せ地域:宮城県

A.I様が査定をした理由

切手集めが趣味で、エンタイア品をメインに集めています。今回は、数年前に購入した軍事切手を査定して頂きたくてメールしました。友人から譲り受けた品なのですが、菊軍事なので価値が高いのではないかと思います。また、未使用の新大正毛紙もあるので、一緒に査定してもらいたいと思います。あまり時間をかけずに買取してほしいのでオンライン査定を申し込みました。

A.I様がSATEeeeを利用した感想

友人から譲り受けた品は、古いわりに比較的状態が良いので高値が付きました。大正毛紙についてはもう少しいくかと思いましたが、それでも満足のいく結果です。コネクトさんに買取査定をお願いするのは初めてですが、ネットでの口コミも良いだけあって良心的な買取業者さんだと思います。オンライン査定も簡単でいいですね。おすすめできる業者さんだと思います。

9.軍事切手の買取についてのまとめ

軍事切手は1910年~1944年に発行された軍事郵便用の切手です。発行地やデザインには戦時中の様子が反映されており発行数も少ないことから、高値で取引されるなどコレクターに愛されています。軍事切手には多くの種類がありますが全体的に希少価値が高く、買取においても高額査定となる可能性があるプレミア切手です。