1.お手持ちのプレミア切手を売りたい方へ

額面以上の価値があるものを「プレミア切手」と呼びます。切手コレクターの間で大変人気のある品で、中古品の市場でも多く取引される切手です。プレミア切手は数十万円から数百万円の値が付くようなケースもあります。そんなプレミア切手について詳しく見ていきましょう。

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2.プレミア切手の概要を詳しく解説

額面より1円でも高ければプレミア切手と呼ぶことができます。しかし、世界的に有名な切手や希少価値の高い切手であるほど価値が高く、真の意味でプレミア切手だと呼べるでしょう。例えば、印刷時にエラーがあるものや発行枚数が少ない切手があてはまります。世界的なプレミアの付く切手はオークションなどで超高額で落札され、大きな話題となるほどです。

3.プレミア切手の種類を知ろう

プレミア切手の中には、「エラー切手」「軍事切手」「臨時発行された切手」などの種類があります。どのプレミア切手も希少価値が高く、多くのコレクターから注目を集める品ばかりです。ここからは超高額で取引され世界的にも有名な国内外のプレミア切手の特徴と相場をご紹介します。

英領ギアナ1セント・マゼンタ

1856年に英領ギアナで発行されました。現存するものは世界中で1枚しかなく、最も有名かつ最も貴重な切手だといわれています。2014年にオークションで9億円超で落札され大きな話題となりました。

Treskilling Yellow

「3シリング・バンコの黄色」とも呼ばれ、世界で2番目に高額な切手として知られています。印刷ミスにより、本来青緑色に塗られるべきところが黄色になっているエラー切手です。エラー切手の中では世界で最も高額な品とされています。

ペニー・ブラック

1840年に、世界初の郵便切手としてイギリスで発行されました。ヴィクトリア女王の肖像が描かれている、黒色の1ペニー切手です。全部で12の版があり、第11版は特に高い価値があります。

ペンス・ブルー

ペニー・ブラック同様、イギリスで発行された世界初の郵便切手です。青色の2ペンス切手で、ヴィクトリア女王の横顔が描かれています。希少価値が高く、高額で取引されることの多い切手です。

ペニー・レッド

1841年に、ペニー・ブラックに替わって発行されました。ペニー・ブラックの不正使用や消印インキとの視認性の問題から、切手の色が黒色から赤茶色に変更されたという経緯があります。

ブルー・モーリシャス

1847年に英領モーリシャスで発行された切手です。1000枚しか発行されておらず、現存するのは真贋不明の1枚を含む27枚しかありません。2枚で6億円の価値があるともいわれています。

逆さまジェニー 切手

1918年に発行されたアメリカで最初の航空切手のうち、図柄が上下逆さまに印刷されているエラー切手を指します。描かれているのが「ジェニー」の愛称を持つ郵便飛行機だったことから、「逆さまジェニー」の呼び名が付きました。

青島軍事切手

1921年に発行された軍事切手で、大変希少な切手として有名です。臨時的に発行されたため数が少なく、一般人が入手しにくい軍事切手であることから、流通数が少なくかなり貴重な切手だといえます。

4.プレミア切手の希少価値や評価など

高額で取引されるプレミア切手の多くは、希少価値の高いものや珍しい特徴のある切手だといえます。価値の高いプレミア切手は1枚でも数万円以上で取引され、希少な品では数百万円から数億円の値が付く切手もあるほどです。発行枚数や現存数の少ない切手は、高額なプレミア切手として扱われます。また、エラー切手は希少性の高さから高値で取引される可能性が高いといえるでしょう。

5.プレミア切手の買取査定時に把握しておきたいポイント

プレミア切手の買取査定では、切手の真贋と状態が重視されると考えられます。まず、本物であることは一番重要なポイントです。入手ルートや所蔵歴、鑑定書の有無などで本物と判断できる材料が揃っていると高額になる可能性が高まります。また、シートやブロックだとより価値が上がるでしょう。また、未使用品だと買取査定でも高く評価されやすい傾向です。

査定時に把握しておきたい代表的なポイント
  • 本物かどうか
  • 破れや穴の有無
  • シートかバラか
  • 希少性の高さ
  • 未使用品かどうか

6.プレミア切手の取引相場価格や取引参考価格帯のご紹介

プレミア切手の相場価格は数万円から数億円まで幅広く分布しています。例えば、ネットオークションで毛沢東主席の長寿を祝う中国切手が245,078円で落札されたケースです。状態の良い未使用品で、全11種類が揃っており高額での取引となりました。他には、昭和24年に観光高松大博覧会記念で発行された10円切手の20枚1シートが58,000円で落札されています。

7.プレミア切手の中でも高額が期待できる切手について

保存状態が良く、コレクターから人気のあるプレミア切手は高額で取引される可能性が高まります。また、1枚ずつバラになっているよりシートのもの、ヒンジ跡のついていないものの方が高値が付く傾向です。ここでは、実際に高額で取引されたプレミア切手の事例をできるだけ多くご紹介します。

梅蘭芳舞台芸術8種

1962年に中国で発行された梅蘭芳舞台芸術の切手はプレミア切手の中でも有名な一品です。ネットオークションでは、8種類完品の未使用品に222,222円の値が付きました。状態の良い美品であること、セット品であること、コレクター人気の高いプレミア切手であることから、高額での取引になったと考えられます。

見返り美人・月に雁・オオパンダ

日本の記念切手の中でも最も有名と言われる「見返り美人」と「月に雁」のシート、中国切手の中でも高い人気を誇る「オオパンダ」のバラを合わせたものに36,519円の値が付きました。糊面のヒンジ跡やヤケ、色褪せ、経年劣化が見られることから、価格は控え目になったと考えられます。糊面がきれいで保存状態が良ければ、もっと高額で取引された可能性が高いでしょう。

明治天皇銀婚式記念切手ほか

明治天皇銀婚式記念に発行された2銭切手の2枚綴りと、萬国郵便連合加盟50年を記念して発行された6銭10銭の2枚綴り2セットです。全て未使用品で状態も良く、ヒンジ跡などは見られません。オークションでは16,166円の値が付き、額面より大幅な価格上昇となりました。歴史的にも貴重な切手であり、かなり希少価値が高いといえます。

中国切手牡丹シリーズ

1963年に中国で発行された「牡丹シリーズ」として有名な切手です。未使用品の小型シートで保存状態も良く、かなり貴重なプレミア切手なので114,640円で落札されました。牡丹シリーズは全15種完で、完品であればかなりの高額が付くでしょう。こちらの小型シートは発行枚数が4万枚と少ないため特に希少価値が高く、10万円を超える高額での落札となりました。

万国郵便連合75年記念切手二種

1949年に発行された、万国郵便連合75年を記念する切手です。24円8円の30枚1シートが2枚セットで経年保管品との注意書きがあります。表面の状態は良い一方で、裏の糊面には裏紙の張り付きや色ムラ、ホチキス跡などが見られやや難ありです。かなり古く希少価値の高い切手であり、シートで残っている点も考慮の上、高額取引が実現したと思われます。

8.プレミア切手の査定依頼をしたお客様の声

東京都にお住まいのS.T様

  • 問い合わせ方法:メール
  • お問い合せ地域:東京都

S.T様が査定をした理由

私は若い頃中国に住んでいた時期があり、その頃に集めた中国切手が大量にあります。普通切手の他、プレミア切手と呼ばれるものも多々ありますので、一度専門の買取業者さんに価値を査定して頂きたいと思っていました。今回、友人から紹介されたコネクトさんに買取査定をお願いすることにしました。オンラインで無料問い合わせできるというので決めました。

S.T様がSATEeeeを利用した感想

無料問い合わせができ、メールで査定してもらえるというのがとても便利ですね。お店に行かずにすぐ結果が出るのもいいと思います。出張買取もしているそうで、ブランド品なども引き取ってもらえるそうです。私は中国切手を切手帳に整理してありますが、冊数が多かったら出張を頼んだかもしれません。普通はがきに貼ってあるものも買取してもらえました。

宮城県にお住まいのK.O様

  • 問い合わせ方法:電話
  • お問い合せ地域:宮城県

K.O様が査定をした理由

切手集めが趣味でしたが、高齢になり身辺整理を始めたため切手の買取をお願いしたくて電話しました。家の近所には切手の買取店がないため、インターネットで見つけたこちらの業者さんが良さそうだと思い決めました。かなり昔のオリンピック記念切手と、普通の中国切手のバラなどがあります。はがきに貼ってある切手もあるので、価値を見て頂きたいです。

K.O様がSATEeeeを利用した感想

1964年の東京オリンピックの記念切手を査定してもらいましたが、発行枚数が多いためあまり高額にならないそうです。切手帳まとめての価格と、普通の中国切手のバラの価格は良かったです。古いはがきに貼ってある切手が、意外と珍しいものらしくプレミア価格となりました。出張買取担当の方が誠実そうな方で好印象でした。結果には満足しています。

新潟県にお住まいのG.E様

  • 問い合わせ方法:LINE
  • お問い合せ地域:新潟県

G.E様が査定をした理由

数年前に亡くなった祖父の遺品である切手を買取査定に出しました。祖父は珍しい切手をよく集めていましたが、亡くなったときの形見分けで私が半分ほど受け継ぎました。切手に詳しくない私がざっと見たところ、中国の切手や昭和か大正時代くらいの古い切手もあるようです。オンラインで査定してもらえるとのことなので、利用してみました。

G.E様がSATEeeeを利用した感想

古い切手は、大正時代のものだそうです。かなり希少価値が高いそうで、プレミア価格で買取して頂けました。中国切手も古いそうですが、シートで残っていたら高額になったかもしれないそうです。スタッフの方がとても親切に対応してくださり、査定から買取までスムーズにやってもらえました。切手の中にもブランドというのか、人気や有名なものがあると勉強になりました。

栃木県にお住まいのM.F様

  • 問い合わせ方法:電話
  • お問い合せ地域:栃木県

M.F様が査定をした理由

実家の建替えに伴い押し入れを整理したところ、古い郵便物が大量に出てきました。どうやら祖父母の代のものらしく、はがきや使いかけの切手シートなどがたくさんあります。古い切手はプレミアが付くこともあるので、念のため買取業者さんに見てもらおうということになりました。ネットでおすすめされているコネクトさんに問い合わせしました。

M.F様がSATEeeeを利用した感想

利用者の方がおすすめするだけあり、対応も買取査定も満足のいく買取業者さんだと感じます。はがきに貼ってある切手でも意外と高額買取になったので驚きです。他に、オリンピックの記念切手や切手帳などもあり、まとめての買取はブランド品並みの額となりました。良い買取業者さんに出会えて良かったです。友人にもおすすめしておきます。

9.プレミア切手を売りたい方へのまとめ

プレミア切手は古いものほど希少価値が高まります。発行期間の短いもの、発行枚数の少ないものが高額プレミア切手の特徴です。日本では、昭和より前のもの、大正時代までさかのぼればより高額での取引が期待できるでしょう。プレミア切手は一般家庭にも多く存在しています。もしご自宅に古いはがきや切手帳、切手シートなどをお持ちでしたら、一度買取査定に出して頂くことをおすすめします。