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1.お手持ちの富士鹿切手を売りたい方へ
富士鹿切手は国際郵便用に発行された切手であり、富士山や鹿のモチーフが絵柄に用いられたことから、このような名前で呼ばれています。これは、風景や動物が描かれた最初の切手としても知られています。富士鹿切手は約15年間と長い間発行されていました。しかし、時期によって仕様が異なるため、中には現存数が少ない種類が存在し、それらは希少価値が高い切手として現在ではプレミア切手となっています。
このページの目次
2.富士鹿切手の概要を詳しく解説
富士鹿切手は、1922年に発行が始まった普通切手です。1937年までの約15年間発行されていました。富士鹿切手は一般的な国内郵便のためではなく、国際郵便用として作られた切手です。そのため、日本の象徴的なモチーフとして、菊と富士、鹿、松などが絵柄に使用されたと言われています。このような動物や風景を描いた切手は、日本で初めてのものでした。また、富士鹿切手の紙には染色繊維が織り込まれていたりすかしが入れられていたりと、偽造防止のための工夫が見られます。これは菊切手時代の偽造切手事件の影響を受けたもので、同時期に発行されていた田沢切手にも見られた技術でした。
3.富士鹿切手の種類を知ろう
富士鹿切手の額面は、4銭・8銭・20銭の3種で発行されていました。しかし、色や図柄の改定があったため、これらはさらに旧版富士鹿切手(1922年〜)・旧版改色富士鹿切手(1929年〜)・新版改色富士鹿切手(1930年〜)の3種に分けられています。そこに紙素材の違いも加わるため、富士鹿切手の種類は非常に多いことがわかります。
4.富士鹿切手が発行された経緯や歴史的背景
先述のように、富士鹿切手の種類は数多く存在します。中には発行期間が短かったものもあり、それらは希少価値が高いものとしてコレクターに注目されています。 特に、旧版改色富士鹿切手は発行期間が約1年と短かったため数が少なく、現在では希少性が高い切手として評価されています。
5.富士鹿切手の希少価値や評価など
富士鹿切手の買取査定では、まずいつの時期に発行された切手かという点が注目されます。これは絵柄や色、紙の素材などによって判断されます。また、切手の状態の良し悪しや使用済みか否か、額面も査定の大きなポイントとなります。
査定時に把握しておりきたい代表的なポイント- いつの時期に発行された切手か
- 絵柄
- 色
- 素材
- 状態の良し悪し
- 使用済みか否か
6.富士鹿切手の買取査定時に把握しておきたいポイント
富士鹿切手の取引相場は、1,000円ほどから5万円を超えるものまでさまざまです。例えば、旧版改色富士鹿切手の3枚セットは、39,000円で取引されました。これは4銭・8銭・20銭切手のセットで、未使用、全体的に状態が良いお品でした。また、使用済みの旧版20銭切手には、1枚で30,000円の値が付きました。こちらは消印付き、大きな汚れや傷のないお品でした。
7.富士鹿切手の取引相場価格や取引参考価格帯のご紹介
富士鹿切手は1922年から発行された、国際郵便用の切手です。日本を象徴するモチーフとして、富士山や鹿、菊などの図柄が採用されています。富士鹿切手は仕様の変更が数回あったため種類が多く、発行期間が短かった旧版改色富士鹿切手は特に価値が高いとされています。高値で取引されている例も多く、買取にあたっては高額査定となる可能性がある切手です。
その他の普通切手について
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