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1.お手持ちの第三次動植物国宝図案切手を売りたい方へ
第三次動植物国宝図案切手(だいさんじどうしょくぶつこくほうずあんきって)は1961年から1965年にかけて発行された、動植物・国宝シリーズの第3弾です。それまでのものに比べるとより繊細で鮮やかな色彩表現が見られ、全て新しい絵柄で構成されているのが特徴です。第三次動植物国宝図案切手にはコイルやペーン、銘入りなど種類が多く、それらは希少性が高いものとして評価され、一部は高額で取引されています。
このページの目次
2.第三次動植物国宝図案切手の概要を詳しく解説
第三次動植物国宝図案切手とは、1961年から1965年まで約4年間発行されていた切手で、第一次・第二次動植物国宝図案切手と同じく動物や植物、国宝が絵柄に用いられています。それぞれのモチーフに見られる濃淡や多色刷りといった色彩表現から、技術の進歩が感じられる色鮮やかな切手シリーズです。また、第三次動植物国宝図案切手には、螺旋状に巻いて販売されていたコイル切手や切手帳ペーンなども存在しています。これらは一般的な切手よりも価値の高いものとされており、コレクターを中心に現在も積極的に取引されています。
3.第三次動植物国宝図案切手の種類を知ろう
第三次動植物国宝図案切手は、4円・6円・10円・30円・40円・70円・80円・90円・100円・120円という10種の額面で発行されていました。さらに、10円切手にはコイル切手と切手帳ペーンが、30円切手にはコイル切手が存在しています。また、銘版やカラーマーク版、みほん字入りの切手もあり、それらはより高額で取引されています。
4.第三次動植物国宝図案切手が発行された経緯や歴史的背景
第三次動植物国宝図案切手の希少価値は、この時代の普通切手としては比較的高いと言えます。特に、高い額面のものや状態が良いものの価値は高く、これには高額切手が使用される機会が少なかったことや、当時の切手ブームにおいて記念切手にのみ注目が集まり、美品である普通切手の残存数が少ないことなどが理由として挙げられます。 また、風神が描かれた90円切手やコイル切手、切手帳ペーン、銘版、カラーマーク、みほん字入りのものは、より希少性が高いものとして取引されています。
5.第三次動植物国宝図案切手の希少価値や評価など
第三次動植物国宝図案切手の買取ではまず、額面・状態・未使用か否かの3点がポイントとして挙げられます。一般的には、額面が高く、状態が良い未使用品ほど高い査定になりやすいとされています。また、コイル切手や切手帳ペーンではないか、銘やカラーマーク、みほん字の有無なども査定に関わります。
査定時に把握しておりきたい代表的なポイント- 額面
- 状態
- 未使用か否か
- コイル切手や切手帳ペーンか
- 銘やカラーマーク、みほん字の有無
6.第三次動植物国宝図案切手の買取査定時に把握しておきたいポイント
第三次動植物国宝図案切手は額面が低いものでは数円から、額面が高いものでは1,000円前後で取引されており、中にはより高値が付くものも存在します。例えば、風神の絵柄の90円切手8枚セットは、9,800円で取引されました。こちらは初期と後期それぞれ田型の4枚セットとなっており、状態の良い美品でした。また、空想の生物「迦陵頻伽」が描かれた120円切手は4,200円で取引されています。こちらには耳紙に大蔵省印刷局製造の文字が見られ、かなり状態が良いお品でした。
7.第三次動植物国宝図案切手の取引相場価格や取引参考価格帯のご紹介
第三次動植物国宝図案切手は1961年に発行が始まった普通切手であり、第一次・第二次と同じく動植物や国宝をモチーフとした絵柄を特徴としています。コイル切手やペーンなどさまざまな種類が見られ、またカラーマークや銘入りのものは希少価値が高く、高値で取引されています。このように、第三次動植物国宝図案切手は種類や状態によって価値が異なるため、買取にあたっては高額査定となる可能性があります。
その他の普通切手について
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