竜切手(りゅうきって)の買取なら写真無料査定ができる<SATEeee切手買取>へ
1.お手持ちの竜切手を売りたい方へ
竜切手とは、郵便制度発足当初に発行された竜文切手と竜銭切手のことです。これら2種の切手はどちらも同じ絵柄・形で、2匹の向かい合った竜が描かれているために、合わせて竜切手と呼ばれています。
竜切手は通貨単位の変更や印刷技術の未発達といった当時の時代背景を感じられる切手であり、古く、また現存数が少ないことから、プレミア切手としても取引されています。
このページの目次
2.竜切手の概要を詳しく解説
郵便制度発足に伴い、日本で初めて発行された切手が竜切手です。竜切手は、雷紋などの細かな模様が施された枠の中に向かい合った2匹の竜が描かれていることからこのように呼ばれ、日本のコレクション切手の代表的なものとして知られています。
竜切手は手彫切手であり、製作は手刷りで行われていたため、切手ごとに余白のバランスや色味などに差があるのが特徴です。多くのエラー切手も存在しており、印刷が逆さまであったり抜けがあったりと、当時の印刷技術の未発達さが感じられるつくりとなっています。
また、竜切手は4種の額面で発行されました。それらは全て絵柄のデザインは同じであるものの、額面によって青緑・朱・青・茶の4色で色分けされています。額面の表記は全て黒で印刷されていることから、竜切手は絵柄の色と額面の色を塗り分けた手彫切手唯一の2色刷り切手でもあります。さらに、竜切手の大きさは1辺19.5mmの正方形型で、これは日本でもっとも小さい切手で、国名表記も見られません。
このように、竜切手は日本初の切手ならではの特徴を持ち、コレクション市場でも注目される切手なのです。
3.竜切手の種類を知ろう
竜切手には、「竜文切手」と「竜銭切手」という2種類があります。これは、1871年の通貨単位変更により、切手における額面の単位が変わったために生まれたもので、通貨単位が「文」であった通貨単位変更以前に発行された切手が「竜文切手」、変更以降が「竜銭切手」と呼ばれています。つまり、竜切手の中でも竜文切手が日本で初めて発行された切手であることになります。
これら2種の切手は、竜銭切手発行時に版の用意が間に合わなかったため、デザインが全く同一となっており、違いは中央に印刷された額面と単位だけです。ただし、竜銭切手には初めての目打ちや裏糊(後期のみ)が付けられるなど、使用にあたっての工夫が見られるようになっています。
竜文切手
1871年に発行された日本初の切手です。48文・100文・200文・500文の4種があり、絵柄には竜が用いられています。
竜銭切手
通貨変更により竜文切手に変わり1872年から発行された切手です。半銭・1銭・2銭・5銭の4種があり絵柄は竜文切手と同じです。
4.竜切手が発行された経緯や歴史的背景
竜切手のうち、竜文切手は1871年3月に発行が始められました。これは官営による郵便制度発足に伴うものであり、まずは東京・大阪間において郵便が開始され、竜文切手が用いられたと言われています。
当時は江戸時代から使われていた通貨単位「文」が使用されており、竜文切手の額面にも「文」が使われていました。しかし、竜文切手発行から2ヶ月後の1871年5月には新貨条例が制定され、新しく「円」と「銭」の単位が使用されるようになります。これを受け、1872年2月には通貨単位を「銭」に変更した竜文切手が発行され始め、竜文切手は姿を消しました。しかし、この竜銭切手も数ヶ月後には廃止され、1872年7月には新しい切手の発行が始まります。
このように、竜文切手も竜銭切手も発行期間が非常に短く、正確な発行数は不明であるものの、現存数は少ないと考えられています。
5.竜切手の希少価値や評価など
竜切手の希少価値は非常に高く、多くのものがプレミア価格で取引されています。なぜなら、竜文切手も竜銭切手も発行期間が短く古いため、現存数が少ないためです。特に、竜文切手の500文(特に黄緑色のもの)や竜銭切手の5銭などの高額切手は流通する機会が少なく、希少性が高いものとして高い評価を受けています。
6.竜切手の買取査定時に把握しておきたいポイント
竜切手の買取においては、まずどの額面かということがポイントとなります。また、印刷色や版のバランス、第何版のものかなども査定を左右します。
さらに、保存状態の良し悪しや未使用か否かも重要で、一般的には未使用で汚れや破れのない保存状態に優れた品であるほど高評価されます。竜切手によく見られるエラー切手や定常変種であれば、その価値はさらに上がる可能性があります。
- どの額面か
- 印刷色
- 版のバランス
- 第何版のものか
- 保存状態は良いか
- 未使用品か
- エラー切手や定常変種か
7.消印の付いた竜切手が高額買取となる可能性について
竜切手の場合、消印のついているものでも高額査定となることがあります。消印が切手の枠内にしっかり全部収まっている「満月」と呼ばれるものの場合、高額査定になることがありますので確認してみてください。「満月」と呼ばれる竜切手のコレクターも多く、非常に取引が盛んに行われております。よって高額査定が期待できる品ですので、お持ちの方は是非とも価値を知るためにも買取査定に出されてはいかがでしょうか。思わぬ高値をつける品物もありますので、買取査定に出されることをおすすめします。
8.竜切手の査定依頼をしたお客様の声
神奈川県にお住まいのO.T様
- 問い合わせ方法:電話
- お問い合せ地域:神奈川県
- お品物の種類:竜文切手100文
O.T様が査定をした理由
年末に実家の片付けをしていたところ、竜文切手100文を5枚ほど見ました。以前、お宝鑑定番組で、本切手が非常に高い価格だったことを覚えていて、もし本物ならいい金額になるのではと思い、買取査定に出した次第です。どのくらいの金額になるのか楽しみですし、いろいろな方の声を参考にして買い取ってもらうところを決めようかなと。電話でお問い合わせした雰囲気でもしかしたらと期待してしまいました。
O.T様がSATEeeeを利用した感想
いや、思っていたよりも高値で査定してもらってびっくり。年末年始にたまたま見つけた切手がこんな値段になるとは夢にも思いませんでした。1枚5万円近くの価格の切手って本当にあるんですね。電話でのやりとりの際にもしかしたら高値なのかもと思いましたが、その通りになって嬉しいです。お正月はいつもよりも美味しいお酒が飲めそう。ご先祖様に感謝ですね。
福岡県にお住まいのT.O様
- 問い合わせ方法:メール
- お問い合せ地域:福岡県
- お品物の種類:竜銭切手1銭
T.O様が査定をした理由
主人に頼まれて、今回切手を買取査定に出すことにしました。旦那がこんなのを集めていたなんて知りませんでしたが、価値があるのですかね。ちょっと分からないですが、それなりの金額になってくれればいいかなって思います。実際に買い取ってもらった方の声も参考にしながら、とりあえず、メールで問い合わせてみようかなと、軽い気持ちでこちらに連絡を取りました。メールから問い合わせできるのは便利ですね。友達にもおすすめしてみようかな。
T.O様がSATEeeeを利用した感想
切手ってこんなに高い価格で買い取ってもらえるんですね。知りませんでした。まとまったお金になりそうで、非常にありがたいです。買取査定ってはじめてで、しかもメールからのやりとりで不安もあったのですが、大変分かりやすく説明していただけたので、切手の知識のない私でも安心できました。またなにか買い取ってもらえそうなものがあった場合利用したいと思います。買取査定おすすめですよ
高知県にお住まいのM.N様
- 問い合わせ方法:LINE
- お問い合せ地域:高知県
- お品物の種類:竜文切手200文
M.N様が査定をした理由
子どもの時に祖父がお年玉がわりにくれたのがこの竜文切手200文でした。ずっと大切に取っておいたのですが、今の価値だとどのくらいになるのか買取相場も気になって買取査定に出してみました。価値を知るためだけに買取査定に出すのは気が引けましたが、LINEから問い合わせたところ、それだけでも良いとのことだったので、今回査定に出すことにした次第です。
M.N様がSATEeeeを利用した感想
切手1枚がこんな値段になるのかと、正直びっくりした気持ちと、祖父がくれた意味が分かりました。祖父との大切な思い出の品なので、買取はしてもらわないことにしました。申し訳ありません。買取してもらわなかったにもかかわらず、大変丁寧で、しかも切手についていろいろと詳しくご説明いただいたので、とても勉強になりました。ますます祖父がくれたこの切手への愛着が湧いてきています。
京都府にお住まいのS.G様
- 問い合わせ方法:メール
- お問い合せ地域:京都府
- お品物の種類:竜銭切手半銭
S.G様が査定をした理由
先月父が亡くなりまして、遺品を整理していましたところ、切手のコレクションがたくさんでてきました。その中でも特に高そうな竜銭切手を査定に出してみようかなと思い今回メールで連絡することに。なんとなくプレミアものかもなと思いますが、切手の相場の知識がないので、いい値段になればいいなと思います。毎日、査定額が出るのが楽しみでした。
S.G様がSATEeeeを利用した感想
切手って、こんなに高い値段でやりとりされるものなんですね。驚きと発見です。父に感謝しないといけないですよね。思っていた以上に高値で査定いただいて大満足でした。メールでのやりとりも迅速かつ丁寧で、非常にストレスなくやりとりができたのも好印象。買取査定って気軽にできるものなんですね。思っていた以上の金額だったので、買い取ってもらって生活の足しにします。この度はありがとうございました。
愛知県にお住まいのD.H様
- 問い合わせ方法:電話
- お問い合せ地域:愛知県
- お品物の種類:竜銭切手半銭
D.H様が査定をした理由
この度はお世話になります。主人の遺品を整理していましたところ、昔の切手が見つかりまして、この度査定に出そうと思いました。私には価値や買取相場が分からないので、価値が分かる方に持っていてもらえる方が切手も幸せなんじゃないかなと思い、この度依頼するに。私自身も来月から入院することになっていて、なるべく早めに査定してもらえたらなと思っております。
D.H様がSATEeeeを利用した感想
買取査定額に思わず「わあ」と言ってしまいました。お電話の感じからとても雰囲気よくお話できて、買取査定が終了するまで、とても丁寧にやりとりしてくださって安心しました。迅速な取引ができたので、入院前に買い取ってもらえてよかったです。買取査定額も想像以上に高値で、切手ってすごく価値があるんだなと思いました。買取査定に出してよかったです。この度は誠にありがとうございました。
9.竜切手の取引相場価格や取引参考価格帯のご紹介
竜切手は発行期間の短い古い切手であることから希少性が高く、状態によってはかなりの高値で取引されています。
例えば、500文の竜文切手が1枚56,500円で取引された例があります。こちらは経年による劣化が見られるものの比較的美品であり、版のバランスも良い未使用のお品でした。
また、5銭の竜銭切手1枚に55,000円の値が付いたこともあります。こちらは上の七宝柄に変異がある定常変種のひとつで、ある程度の傷みはあるものの全体的にきれいな未使用品でした。
さらに、100文の竜文切手1枚が42,500円で取引されたこともあります。こちらは額面の下に点が見られ、裏面にインク跡や汚れが少々見られる未使用品でした。このように、竜切手は5万円前後の高値で取引される例も少なくはありません。
10.竜切手を売りたい方へのまとめ
竜切手とは、日本初の切手である竜文切手と、竜文切手に次いで発行された竜銭切手を指すものです。これらのデザインはどちらも対の竜を描いた正方形型で、手刷りによりそれぞれ4種の額面で発行されました。
この竜文切手と竜銭切手は、通貨変更により通貨単位が「文」から「円」「銭」に変わったことから移り変わり、どちらも数ヶ月の発行のみで廃止となりました。そのため現存数は少なく、全体的に高値で取引される傾向にあります。また、エラー切手や定常変種であればさらに高い評価を受けられる可能性もあるため、買取にあたっては高額査定を期待できます。
その他の普通切手について
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