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1.お手持ちの新高額切手を売りたい方へ
新高額切手とは、旧高額切手に代わり発行された、高額な額面の切手を指します。絵柄には神功皇后の肖像が描かれており、これは郵便のためではなく、電話料金の支払いを中心に使用されていたものです。しかし、新高額切手は額面が高く、一般には浸透しませんでした。そのため、現存数があまり多くない切手として、注目されています。
このページの目次
2.新高額切手の概要を詳しく解説
新高額切手とは、1924年から13年間発行された高額額面の切手のことです。この切手は、旧高額切手と同じく、国内郵便のためでなく電話料金の支払いや加入登記などのために使われていました。当時の通貨価値を考えると、新高額切手の額面は非常に高く、一般的にはあまり普及していなかったようです。また、新高額切手は関東大震災により旧高額切手の多くが焼失してしまったため作られたとも言われています。新高額切手には、旧高額切手と同じく神功皇后の肖像と菊の花が描かれており、偽造防止のすかしも入れられています。
3.新高額切手の種類を知ろう
新高額切手は、5円と10円の2種の額面で発行されていました。5円は緑、10円は青紫で印刷され、図柄は同一です。また、使用されていた紙は、時代によって大正毛紙と昭和白紙の2種に分かれます。大正毛紙は偽造防止の着色繊維が織り込まれた素材で、さらに大正すかしと呼ばれるすかしが入っていました。昭和白紙の場合には、昭和すかしと呼ばれるすかしが入っています。
4.新高額切手が発行された経緯や歴史的背景
新高額切手は当時の貨幣価値からすると額面が非常に大きい切手です。一般的に多くは普及しなかったため発行数は少なく、希少価値の高い切手だと言えます。どちらかと言えば昭和白紙のものの方が評価は高く、高値で査定されることがあります。
5.新高額切手の希少価値や評価など
新高額切手を買取査定する時には、まず使用されている紙の素材がポイントとなります。大正毛紙か昭和白紙かによって、査定額は変わります。また、額面も注目され、5円よりも10円の方がやや高く査定される傾向にあります。当然、切手の状態や未使用か否かも重要です。
査定時に把握しておりきたい代表的なポイント- 紙の素材
- 額面
- 切手の状態
- 未使用か否か
6.新高額切手の買取査定時に把握しておきたいポイント
新高額切手は状態の良いものであれば、5,000円から30,000円ほどで取引されるケースが多く見られますが、使用済みであったり状態が悪かったりすれば、ややその額は下がります。例えば、新高額切手の5円と10円の2枚組は、2,600円で取引されました。こちらは多少の経年劣化が見られる使用済みのお品でした。また、5円の使用済み新高額切手1枚には、500円の値が付いています。こちらは大正毛紙のもので、状態は比較的きれいなお品でした。
7.新高額切手の取引相場価格や取引参考価格帯のご紹介
新高額切手は1924年から発行された、5円と10円という高額な額面の切手です。当時は電話代の支払いなどを中心に使用されていました。旧高額切手と同じく、神功皇后の肖像が描かれているのが特徴です。新高額切手はその額面の高さから一般的に多くは使用されず発行数も少なかった切手です。そのため、買取においては高額査定となる可能性があります。
その他の普通切手について
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