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1.お手持ちの年中行事シリーズを売りたい方へ
年中行事シリーズは郵政省が創業の記念として作ったシリーズ切手です。別名、伝統行事シリーズや、季節の行事切手とも呼ばれています。1年の中で日本の文化における行事を描いたものです。1枚だけというよりも、シリーズとして揃っているとさらに高い値段がつくでしょう。
このページの目次
2.年中行事シリーズの概要を詳しく解説
年中行事シリーズとは、1962年から1963年の2年にかけて日本の伝統的な行事を描いたシリーズものの切手です。全部で4種類あります。原画は大塚均の書いた、昭和を代表するような子供の絵が描かれており、発売初日のたなばたの封筒には、切手の原画とは違う渡辺章人の絵が採用されています。
3.年中行事シリーズの種類を知ろう
発行されていた年中行事シリーズの種類は、3月の「ひなまつり」、7月の「たなばた」、11月の「しちごさん」、2月の「せつぶん」の4種です。4種とも額面は10円で、絵柄にはそれぞれの行事を楽しむ子供達が描かれています。
4.年中行事シリーズが発行された経緯や歴史的背景
年中行事シリーズは発行された年、発行部数を見るとそれほど価値があるというわけではありません。ですが、特殊切手のシリーズとして発売されているので、シリーズとして集めるコレクターの方には人気があるといえます。シリーズすべての4種類を一緒に査定に出すか、保存状態がとても良いなどの条件があると高値で取引される事があります。
5.年中行事シリーズの希少価値や評価など
年中行事シリーズの査定においてはまずシリーズとして揃っているかどうかが大事になります。保存状態や、裏面の糊が新品と同じように使えるのかもポイントとなります。シートでそろっているとなお良いでしょう。
査定時に把握しておりきたい代表的なポイント- シミや汚れなどはないか
- 折れ曲がっていたり、欠けがないか
- シリーズとして揃っているか
- シートとして残っているか
6.年中行事シリーズの買取査定時に把握しておきたいポイント
年中行事シリーズはシートとして揃っていると高値で取引される事があります。例えば、1シート20面未使用の状態で揃っており、破れやシミなどがなく、保存状態が良いと1種類1シートを4枚で1,750円で取引されています。また、シリーズの中のたなばたの切手で、初日発売のFCDと呼ばれるカバーと、初日の消印があるものは1枚300円で取引されています。こちらは保存状態がとてもよく、色あせやシミなどがないものです。
7.年中行事シリーズの取引相場価格や取引参考価格帯のご紹介
年中行事シリーズは発売された年は古くはありませんが、シートとして4種類揃っている事や、発売初日の限定のものと合わせると高値がつく事があります。折れや、破れなどがなく保存状態が良いとさらに高い値段で取引する事ができます。
その他の特殊切手(シリーズ切手)について
お手持ちの切手名などご入力し検索をすると、品物の取引相場価格や品物情報などを閲覧する事ができます。