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1.お手持ちの日本三景切手を売りたい方へ
日本三景切手(にほんさんけいきって)は1960年に発行された切手です。日本三景とは日本の中の三大景勝地と呼ばれ、非常に有名な場所です。発行された時代は切手の人気がとてもあり、前後のシリーズ切手と一緒に集めるコレクターがとても多い切手です。
このページの目次
2.日本三景切手の概要を詳しく解説
日本三景切手は、宮城県「松島」、京都府「天橋立」、広島県「厳島」の3種類の風景画が元になった切手が発行されています。もともと、1960年以前より発行する構想は出来上がっていましたが、当時は切手ブームだったため、さまざまな種類の切手が発行の途中であったため、日本三景切手の発行は当初よりも遅れて発行される事になりました。日本三景とは、江戸時代に儒学者であった林春斎が、全国を周り書いた日本国事跡考という著書の中で紹介されています。景観が素晴らしいという事を書いた事から、全国的に知れ渡るようになりました。
3.日本三景切手の種類を知ろう
発行されていた日本三景切手全ての額面が「10円」となっています。また、FDCと呼ばれる初日カバーが存在します。他にも、新しい切手を告知するために使われていたみほん切手も存在します。FDC、みほん切手ともに発行部数が少なく、本来の切手よりも希少価値の高いものになります。
4.日本三景切手が発行された経緯や歴史的背景
日本三景切手は発行部数が800万部あります。当時は切手ブームだったため残っている数も多く、1枚だけですとそこまで高い金額では取引されません。シリーズでそろっていたり、シートで残っていたりすると価値は上がるでしょう。
5.日本三景切手の希少価値や評価など
日本三景切手は3種類のシリーズものとして発行されています。シリーズとして3種類揃っているか、また、シートとして欠けがなく未使用の状態なのか、などが査定のポイントとなります。合わせて古い切手なので保存状態の良し悪しも査定に関係してきます。また、1枚だけでも、当時使用された証拠として消印の押されたものがあれば、高値で取引されるケースもあります。
代表的な査定ポイント- シリーズとして揃っているか
- 未使用の状態でシートとして残っているか
- 黄ばみなどはないか
- 消印があるか
6.日本三景切手の買取査定時に把握しておきたいポイント
日本三景切手は高値で取引される事が多い切手です。例えば、「松島」「天橋立」「厳島」3種類全て揃っており、シート1枚20面かけのない状態で保存状態も良いと1,580円という値がついています。また、「宮島」使用済切手1枚、昭和35年12月の消印があるものは、60円の値がついています。あまり高く見えないかもしれませんが、元の額面の6倍の値段がついていると考えると、価値がわかります。
7.日本三景切手の取引相場価格や取引参考価格帯のご紹介
日本三景切手は3種類の切手が発売されています。保存状態が良く、シートとして保存されていると高値で取引される事があります。また、発行当時の消印がついている使用済切手や、初日カバー、みほん切手などは未使用品の切手よりも希少価値が高くなります。
その他の特殊切手(シリーズ切手)について
お手持ちの切手名などご入力し検索をすると、品物の取引相場価格や品物情報などを閲覧する事ができます。