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1.お手持ちのコイル航空切手を売りたい方へ

コイル航空切手は1961年に自動販売機で販売するために発行された切手です。以前に発行された五重塔航空切手と同デザインですが、当時は航空郵便というものが既に存在しなかったため航空切手も発行されておらず、コイル航空切手自体は普通切手の扱いになります。販売場所が限られていたことから数が少なく、人気も高いプレミア切手のひとつです。

2.コイル航空切手の概要を詳しく解説

コイル航空切手は1961年に発行された切手です。当時、日本では既に航空郵便は速達郵便に統合されており航空専用切手は発行されていませんでした。よって、コイル航空切手は航空専用切手ではなく、京都中央郵便局の自動販売機で販売する普通切手の製造が遅延したために、急遽以前発行されていた五重塔航空切手の絵柄が用いられ発行された普通切手になります。また、自動販売機て販売される切手は、1枚が縦に長く繋がったロール状なっており、これをコイル切手と呼びます。コイル切手は左右に目打ちがないのも特徴です。このコイル航空切手の額面は30円で、朱色の刷色で発行されました。

3.コイル航空切手の種類を知ろう

コイル航空切手の種類は、朱色の30円切手1種のみです。ただし、1951年には五重塔航空切手と呼ばれる航空切手が5種の額面で販売されており、このデザインとコイル航空切手のデザインは全く同一となっています。コイル切手の場合は上下のみに目打ち跡があり左右にはないので、簡単に見分けることができます。

4.コイル航空切手が発行された経緯や歴史的背景

コイル航空切手は、京都中央郵便局の自動販売機と東京中央郵便局の窓口のみでの販売でした。全国で2ヶ所しか購入できる場所がなかったため、15万枚と発行枚数が少なく、希少価値が高い切手として流通しています。また、コイル切手は切手が何枚繋がっているかによって価値が変わります。

5.コイル航空切手の希少価値や評価など

コイル航空切手の買取では、まずそれがコイル切手かどうかが重要です。同デザインの切手も発行されていたため、それぞれで価値に差が出るためです。また、何枚繋がっているかもポイントとなります。さらに、保存状態の良し悪しはもちろん、未使用か使用済みかなども注目される点です。

• コイル切手かどうか
• 何枚繋がっているか
• 保存状態の良し悪し
• 未使用か使用済みか

6.コイル航空切手の買取査定時に把握しておきたいポイント

コイル航空切手は、状態の良いものであれば1,000円～2000円ほどで取引されることが多いようです。例えば、コイル航空切手の11連セットは12,111円で取引されました。こちらは全体的に状態の良い未使用品でした。また、コイル航空切手1枚で4,000円の値が付いたものも存在します。このお品は非常に状態の良い極美品でした。

7.コイル航空切手の取引相場価格や取引参考価格帯のご紹介

コイル航空切手は京都中央郵便局の自動販売機での切手販売のために臨時的に発行された切手です。以前に発行された五重塔航空切手30円の額面と同一デザインですが、自動販売機用にコイル状で販売されたためコイル航空切手と呼ばれています。コイル航空切手は販売場所が限られており発行数が少なかったことから希少性が高く、買取にあたっては高額査定となる可能性もあります。

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