1.お手持ちの記念切手を売りたい方へ

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記念切手は、国を挙げた行事や記念事があった際に枚数限定で発行される切手です。日本では1894年に「明治天皇銀婚記念切手」が初めて発行され、その後現代に至るまで、何種類もの記念切手が発行されてきました。有名な記念切手には、オリンピックを記念したものや海外との友好を記念したものがあります。記念切手の図案には、記念する事象をモチーフとしたものが多く、中にはユニークなものも存在します。また、初日カバーや記念印、小型シートなど、購入を楽しめる用意もされていました。記念切手は発行数が限られているため、現在ではプレミア価格で取引されているものも存在し、コレクター人気も高い種類の切手です。

2.記念切手の概要を詳しく解説

記念切手とは、国家的に重要な行事や国民に周知したい出来事などがあるときに、期間限定で発行される切手です。主に、発行時の郵便料金に合わせた額面で、さまざまな種類が発行されてきました。 記念切手の図案には、オリンピックや国民体育大会の記念切手であればスポーツのモチーフ、赤十字条約の周年記念切手であれば赤十字マーク、鉄道の周年記念切手であれば鉄道のモチーフなど、記念する出来事に関するモチーフが使用されているのが特徴です。戦時中には軍国主義的な図案も見られ、「シンガポール陥落記念切手」や「大東亜戦争1年記念切手」などというものまで存在します。また、記念切手の中には、寄付金付きのものや資金集めのために発行されたものもありました。戦時中・戦後復興期に発行された記念切手やオリンピック・万国博覧会記念切手などは、こういった目的を持っていたと言われています。他にも、記念切手発行においては、発行初日限定の初日カバーや、発行された記念切手専用の特殊通信日付印などが用意されることが多く、これら(初日カバーもしくは日付印が押されたもの)は、より高い評価を受ける傾向にあります。記念切手は日本だけのものではなく、アメリカや中国、オーストラリアなど世界各国で発行されているものであり、その始まりは1887年のイギリス、ビクトリア王女の即位50年を祝ったものだと言われています。

3.記念切手の種類を知ろう

記念切手は、近代に近づくにつれ発行される機会が増え、現在に至るまでに非常に多くの種類が発行されてきています。そして、皇室に関する記念や国家行事に関する記念、建造物の完成記念、条約制定記念など、その対象はさまざまです。人気の高さや発行数も記念切手の種類によってそれぞれ違ってきます。

  • 日清戦争勝利記念切手

    日清戦争勝利記念切手

    1896年8月1日に発行された、日清戦争での勝利を祝う記念切手です。2銭と5銭を各2種ずつ、計4種で発行されました。

  • 大正婚儀記念切手

    大正婚儀記念切手

    1900年5月10日に発行された、皇太子時代の大正天皇の婚儀を祝う記念切手です。引き出物の図案を用い、3銭の額面で発行されました。

  • 日韓通信業務合同記念切手

    日韓通信業務合同記念切手

    1905年7月1日に発行された、日本が当時の大韓帝国における逓信事業を担ったことを記念した切手です。3銭の額面で発行されました。

  • 皇太子台湾訪問記念切手

    皇太子台湾訪問記念切手

    当時皇太子であった昭和天皇の台湾訪問を記念して、1923年4月16日に発行された切手です。台湾総督府管内限定発行でした。

  • 逓信記念日制定記念切手

    逓信記念日制定記念切手

    1934年4月20日に4種1シートで発行された記念切手です。日本初の小型シートで販売され、現在ではプレミアが付いています。

  • 見返り美人

    見返り美人

    1948年に150万枚限定で発行された切手趣味週間シリーズの切手です。当初からプレミアがついており、近年では復刻版が発行されています。

  • 月に雁

    月に雁

    1949年に200万枚限定で発行された切手趣味週間シリーズの切手です。歌川広重の「月に雁」を図案に用いた人気切手です。

  • 郵便創業80年記念切手

    郵便創業80年記念切手

    1950年3月22日に郵便制度創設80年を記念して発行された切手です。前島密の図案が用いられた小型シートで販売されました。

4.記念切手が発行された経緯や歴史的背景

日本での記念切手の発行は、1894年3月9日の「明治天皇銀婚記念切手」から始まりました。これは明治天皇の結婚25周年を記念したもので、天皇家を表す大きな菊の紋章を中央に、その両隣に雄雌の鶴を配した図案で発行されました。そして、日清戦争に勝利した1896年には「日清戦争勝利記念切手」が発行され、これは肖像を図案に用いた初の切手であると言われています。その後、1900年に「大正婚儀記念切手」、1905年に「日韓通信業務合同記念切手」、1906年に「日露戦争凱旋観兵式記念切手」などというように、多くの記念切手が発行されていきました。 発行の形にも変化が見られ、1934年には「逓信記念日制定記念切手」において初の小型シートが販売されます。また、1937年発行の「愛国切手」は、初の寄付金付き切手となりました。これは、飛行場整備のための資金調達を目的としていたと言われています。数多く発行されてきた記念切手ですが、特に1960年代の切手ブームでは、記念切手への注目が非常に高く、販売開始日には販売所に行列ができるほどの人気となりました。近年でも1年に何種類もの記念切手の発行が続いています。

5.記念切手の希少価値や評価など

記念切手の希少価値には大きな幅があります。一般的には古いものは現存数が少なく、高く評価される傾向にあります。また、それぞれの種類で発行数にも差があるため、発行数が少ないものは希少性が高いと言えます。特に価値が高いとされているのは、「明治天皇銀婚記念切手」の5銭や「日清戦争勝利記念切手」の5銭、「日韓通信業務合同記念切手」の3銭、「日露戦争凱旋観兵式記念切手」の3銭、「裕仁立太子記念切手」の10銭などが挙げられます。また、関東大震災により不発行切手となった「昭和ご婚儀記念切手」は、幻の切手として愛好家にも注目される切手となっています。

6.記念切手の買取査定時に把握しておきたいポイント

記念切手の買取査定では、いつ発行された記念切手か、どの種類か、何枚発行されたものかがポイントとなります。また、シート状であったり、初日カバーや記念印が押されたものであったりすれば、査定あたって有利に働きます。さらに、切手の状態や未使用かどうかもポイントです。

査定時に把握しておりきたい代表的なポイント
  • いつ発行されたか
  • どの種類か
  • シート状か
  • 初日カバー、記念印の有無
  • 保存状態
  • 未使用か使用済みか

7.記念切手の取引相場価格や取引参考価格帯のご紹介

記念切手は、種類や状態によって幅広い価格で取引されています。例えば、「明治天皇銀婚記念切手」の2銭と5銭2枚セットは、1,000円で取引されました。こちらはどちらも使用済みのお品で、シワや破れが見られるお品でした。また、「日清戦争勝利記念切手」の5銭2種セットは、1,600円で取引されました。こちらはそれぞれ有栖川宮熾仁親王と北白川宮能久親王の肖像が描かれたもので、シミなどが見られ状態としてはあまり良くはないお品でした。さらに、「大正婚儀記念切手」1枚に12,000の値が付いたこともあります。こちらは使用済みで比較的状態は良く、千島泊村の消印があるものでした。 記念切手の中にはより高額で取引されているものもあり、先ほどもご紹介した幻の不発行切手である「昭和ご婚儀記念切手」になると、1枚で201,000円の値が付いた例もあります。こちらはごく美品で、不発行切手4種が描かれたスーベニアカードがセットになっていました。

8.高値での買取が期待できる記念切手について

高値が付きやすい記念切手は、発行枚数が少なく希少価値の高いものがほとんどです。また、歴史的にも貴重な記念切手であれば高額での買取も期待できます。ここでは実際に高値で買取となった実績のある記念切手についてご紹介します。

皇太子裕仁結婚式記念

日本で唯一の不発行切手であり、非常に希少価値の高い品です。欠点のない極上品にはオークションにて2,012,000円という値が付きました。この切手は大正12年に皇太子裕仁様の結婚記念に発行される予定でしたが、同年に発生した関東大震災で焼失したと思われていました。パラオに事前発送されていた分が少量市場に出回り、コレクター人気の高い切手となったのです。

郵便創始75年周年記念 初版

1946年に発行された記念切手で、4種類の切手と小型シートがあります。小型シートの初版は特に貴重とされ、5万円前後の高値で買取されることの多い記念切手です。小型シートの初版と2版のセット品がオークションに出品された例では、96,501円という価格で落札されました。どちらも目立った汚れや傷みのない美品であったため、高額での取引となったものです。

逓信記念日制定記念

1934年の4月20日から1週間だけ行われた展覧会で限定発行された大変希少な切手です。また、日本で初めて発行された小型シートであり、歴史的価値も高いといえます。限定発売のため流通数が少なく、市場に出回るのも稀なので高い人気とプレミア価格を誇る切手です。美品であれば相場は10万円以上とされており、オークションでは75,000円という買取価格が付いた例があります。

9.記念切手の査定依頼をしたお客様の声

三重県にお住まいのI.Y様

  • 問い合わせ方法:電話
  • お問い合せ地域:三重県

I.Y様が査定をした理由

老人ホームに入ることになったので切手を買取してもらうことにしました。これまでコツコツ集めてきたものですが、老後資金になればと思います。こちらのサイトはインターネットでおすすめされているのを見つけました。切手の買取業者として良い評価を得ているようなので、無料の買取査定を申し込みました。お店に行くのが大変なので出張買取してもらえると助かります。

I.Y様がSATEeeeを利用した感想

若い頃から集めた切手なので、切手帳や普通切手のバラなど大量にあります。めぼしいものでは中国切手や古い記念切手などがあるので、高い価格で買い取ってもらえることを期待していました。スタッフの方は対応が早くて親切で、安心してお任せできたのが良かったですね。記念切手は小型シートだったのが良かったらしく、高値で買取してもらえました。

埼玉県にお住まいのF.H様

  • 問い合わせ方法:メール
  • お問い合せ地域:埼玉県

F.H様が査定をした理由

実家を建て壊すことになり荷物整理を行ったところ、古い切手が大量に出てきました。切手に詳しい弟が言うには、郵政の記念切手などがあり、価値がある切手らしいです。私は詳しくないので、切手の専門知識のある買取業者さんにお任せするのが一番だと思いました。額面は高額では普通の切手が多いですが、古い切手は額面以上になることもあるそうなので買取査定に出しました。

F.H様がSATEeeeを利用した感想

切手の買取査定というのは初めての経験でしたが、オンラインで簡単に査定してもらえるとは思いもしませんでした。コネクトさんの買取査定はとても便利で良かったです。スタッフの方も丁寧に対応してくれましたし、わからないことなどは質問するとすぐ答えてもらえました。査定結果は額面以上での買取となった切手が多く、予想以上の結果で満足しています。おすすめできる業者さんです。

山梨県にお住まいのA.E様

  • 問い合わせ方法:LINE
  • お問い合せ地域:山梨県

A.E様が査定をした理由

祖父の遺品に切手があるのですが、どれくらい価値があるのか知りたくて買取査定をお願いしました。無料で査定してもらえるというのが良かったです。祖父は几帳面な人なので切手を購入した年月日や発行された年月日を細かく一覧にしてあります。査定の際、参考資料として一緒に出しました。普通切手が多いですが、記念切手など特別なものもあるみたいです。

A.E様がSATEeeeを利用した感想

蒐集品の一覧と、購入した年月日や入手ルートを細かく記録してあったのが良かったみたいです。買取価格も少し上乗せされたと聞きました。普通切手とはいえ、古くて貴重なものは額面以上になるそうで、予想以上の買取価格に驚きました。使用済み切手も、記念切手などは額面以上になると聞いて参考になりました。買取査定の結果も従業員の方の対応もとても良かったです。

岐阜県にお住まいのO.U様

  • 問い合わせ方法:メール
  • お問い合せ地域:岐阜県

O.U様が査定をした理由

昔、知人から譲り受けた古い普通切手をまとめて買取査定に出しました。コネクトさんは友人からおすすめされて知りましたが、出張買取をやっていると聞いたので利用しようと思いました。ネットで見た高額切手に似ている品があるので、高値で買取してもらえるといいなと思います。無料で査定してもらえると気軽に頼めていいと思います。

O.U様がSATEeeeを利用した感想

古い切手は額面以上になるものもあるそうです。こちらの買取業者さんは参考価格の一覧などを使って丁寧に買取価格について説明してもらえたのでわかりやすかったです。出張買取も大変スムーズで、スタッフの方も好印象でした。切手の買取は初めて利用しましたが、使用済みでも美品で希少価値が高いと高値で買取してもらえるそうで驚きました。おすすめできるお店だと思います。

10.記念切手を売りたい方へのまとめ

記念切手は、国家的な行事や祝い事に際して発行されてきた限定切手です。皇室に関する記念や国を挙げたイベント、条例締結や建造物の完成などさまざまな出来事を記念し、発行されてきました。中には、資金集めや寄付金集めを目的として発行されたものもあったようです。また、記念切手は日本だけでなく、海外諸国でも発行されてきたもので、始まりはイギリスとされています。 記念切手の中には古いものや発行数が少ないものが存在しており、それらは額面よりも高く評価される傾向にあります。そのため、種類や状態によっては、買取にあたっても高額査定となる可能性があります。

その他の記念切手について

記念切手
1920年以前の記念切手
日清戦争勝利記念切手 | 大正婚儀記念切手 | 日韓通信業務合同記念切手 | 日露戦争凱旋観兵式記念切手 | 大正大礼記念切手 | 裕仁立太子記念切手 | 世界大戦平和記念切手 | 飛行郵便試験記念切手 |
1920年代の記念切手
第一回国勢調査記念切手 | 明治神宮鎮座記念切手 | 郵便創始50年記念切手 | 皇太子帰朝記念切手 | 皇太子台湾訪問記念切手 | 大正天皇銀婚記念切手 | 万国郵便連合加盟50年記念切手 | 昭和大礼記念切手 | 伊勢神宮式年遷宮記念切手 |
1930年代の記念切手
第二回国勢調査記念切手 | 明治神宮鎮座10年記念切手 | 逓信記念日制定記念切手 | 第15回赤十字国際会議記念切手 | 満州国皇帝訪日記念切手 | 関東局始政30年記念切手 | 帝国議会議事堂完成記念切手 | 愛国切手記念切手 | 赤十字条約成立75年記念切手 |
1940年代の記念切手
紀元2600年(一次)記念切手 | 紀元2600年(二次)記念切手 | 教育勅語50年記念切手 | シンガポール陥落記念切手 | 満州国成立10年(一次)記念切手 | 満州国成立10年(二次)記念切手 | 鉄道70年記念切手 | 大東亜戦争1年記念切手 | 靖国神社75年記念切手 | 関東神宮鎮座記念切手 | 郵便創始75年記念切手 | 日本国憲法施行記念切手 | 東京切手展記念切手 | 貿易再開記念切手 | 京都切手展記念切手 | 司法保護記念日記念切手 | 鉄道75年記念切手 | 切手趣味週間 | 第一回社会事業共同募金切手 | 札幌切手展記念切手 | 大阪逓信展記念切手 | 見返り美人 | 国土緑化運動切手 | 犬山こども博覧会記念切手 | 万国郵便連合75年記念切手 | 月に雁 |
1950年代の記念切手
放送25年周年記念切手 | 郵政記念日制定記念切手 | 第5回国民体育大会記念切手 | 郵便創始80年記念切手 | 児童憲章制定記念切手 | 平和条約調印記念切手 | 万国郵便連合加入75年記念切手 | 日本赤十字社創立75年記念切手 | 東京大学創立75年記念切手 | 立太子礼記念切手 | 電燈75年記念切手 | 東京天文台創立75年記念切手 | 男子スピードスケート世界選手権記念切手 | 日本国際見本市記念切手 | フリースタイルレスリング世界選手権記念切手 |
1960年代の記念切手
東京オリンピック募金切手 |