ユネスコ創立20周年記念切手(ゆねすこそうりつにじゅっしゅうねんきねんきって)の買取なら写真無料査定ができる<SATEeee切手買取>へ

1.ユネスコ創立20周年記念切手を売りたいお客様へ

ユネスコ創立20周年記念切手は1966年(昭和41年)7月2日に、国連機関のユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の創立から20年を記念して発行されました。額面は15円切手の1種類で、図案にはユネスコと国連のマークが描かれています。発行枚数が多いため、バラ切手の価値は高くありませんが、未使用で保存状態の良い品物は、額面よりも高値での査定が期待できるでしょう。

2.ユネスコ創立20周年記念切手についての解説

ユネスコは1946年(昭和21年)11月4日に、国際連合の専門機関として誕生し、同月の11月19日にパリで第1回総会が開催されました。ユネスコの前身は、国際連盟の下に設立された国際知的協力委員会で、アインシュタインやキュリー夫人など著名な科学者が参加していました。その後大学、図書館、知的財産、芸術、情報、メディア等の分野で、国際知的協力委員会が立案する事業を実施する機関が設けられますが、第二次世界大戦により活動は中断されます。終戦後の1945年(昭和元年)に国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)設立のためにロンドンで会議が開催され、ユネスコ憲章が採択されました。翌年の11月4日に20か国の批准によりユネスコ憲章が効力を発し、ユネスコが誕生しました。ユネスコ創立20周年記念切手は、第1回総会が開催されてから20周年を記念して発行されました。ちなみにユネスコの事務局長の8代目は日本人の松浦晃一郎が務めています。

3.ユネスコ創立20周年記念切手の種類

ユネスコ創立20周年記念切手の額面は15円の1種類で、シートは20面構成で発行されました。1966年(昭和41年)に発行された記念切手はこれまでのと違い、大半の切手が額面10円から額面15円に変更になりました。図柄のバックは緑基調で、絵柄はユネスコと国連のマークがデザインされています。

4.ユネスコ創立20周年記念切手の希少価値

ユネスコ創立20周年記念切手は、2.300万枚発行されており流通量が多いため、バラ切手の価値はそれほど高くはありません。製造工程のミスによるエラー切手や、一部通常品と異なる品物に関しては通常品と比べて高値で取引される傾向がございます。

5.ユネスコ創立20周年記念切手の買取査定ポイント

ユネスコ創立20周年記念切手の買取査定では、切手の保存状態や未使用か否かが査定のポイントになります。また、シート状であったり、初日カバー、記念印があれば、額面よりも高値がつく可能性があります。さらに、エラー切手はコレクターからの人気が高いため高額査定になる場合があります。

代表的な査定ポイント
  • 保存状態
  • エラー切手か
  • シート状か
  • 初日カバー、記念印の有無
  • 未使用か使用済みか

6.ユネスコ創立20周年記念切手の取引相場価格

ユネスコ創立20周年記念切手は、流通数が多いためネットオークションでも取引きを確認でき、査定価格の参考になるでしょう。例えば、未使用の15円切手×20年シート1枚の出品では700円の値で取引きされています。また、銘版付の15円切手×1枚の出品には70円の値がつきました。

7.ユネスコ創立20周年記念切手の買取についてのまとめ

1966年(昭和41年)より、これまでの額面10円切手の大半が15円切手に変更になり、歴史的な意味はありますが、発行数が多いため査定価値はそれほど高くありません。ユネスコ創立20周年記念切手も例外ではなく、額面よりも高値になるものは、未使用のシートや保存状態の良い品物に限られる可能がございます。しかし、エラー切手や一部の使用済み切手などにはプレミアムが存在するため、お手元に所有されている方は、是非一度査定を検討されることをお勧めいたします。