1.1947年の切手(せんきゅうひゃくよんじゅうしちねんのきって)の買取なら写真無料査定ができる<SATEeee切手買取>へ

1947年の切手は、エラー切手や見本切手など珍しい切手や、初日カバーなどが流通しています。これらは希少価値が高く、コレクターの人気も高いため、査定価格が高くなることがあります。ここでは、1947年の切手の取引相場や査定価格、希少価値などについて詳しく解説します。

2.1947年に起こった出来事

1947年は日本国憲法が施行された歴史的な年です。また、第1回の東京切手展が開催されたり、逓信省(その後の郵政省)が1円切手と往復葉書を発売。さらには切手収集の健全な発展に向けて「切手趣味の週間」を制定しました。

3.1947年の切手の種類

日本国憲法施行記念切手

日本国憲法の施行を記念した切手です。母子と花束がモチーフになっており、額面は50銭と1円の2種類です。

東京切手展小型シート

東京で開催された切手展を記念した切手です。第2次新昭和切手の法隆寺五重塔1円20銭を15枚組み合わせたものです。

民間貿易再開記念切手

民間貿易の再開を記念した切手です。民間貿易再開記念の文字の後ろに、当時の輸出品が描かれており、額面は1円20銭と4円の2種類です。

京都切手展小型シート

京都で開催された切手展を記念した切手です。第1次新昭和切手の清水寺2円を5枚組み合わせたものです。

司法保護記念日2円切手

受刑者の恩赦が制定された司法保護の記念日に発行された切手です。スズランを持つ女性の手がモチーフになっており、額面は2円です。

鉄道75年小型シート

1872年の正式開通から75周年を記念した切手です。初期の機関車である弁慶号がモチーフになっており、額面は4円です。

昭和22年切手趣味の週間記念5円切手

石川県を中心に開催された第2回国民体育大会の開催を記念した切手です。ハードル、ダイビング、円盤投、バレーボールがモチーフになっており、額面は1円20銭のものが4種類です。

昭和22年切手趣味の週間記念5円切手

「切手趣味の週間」の制定を記念した切手です。葛飾北斎が描いた浮世絵、富嶽三十六景・山下白雨がデザインされており、額面は1円が5枚のシートになっています。

社会事業共同募金1円20銭+80銭切手

社会事業共同募金のための寄付金付き切手です。社会事業共同募金の文字が描かれており、額面は1円20銭+80銭です。

札幌切手展小型シート

札幌で開催された切手展を記念した切手です。3次昭和切手の炭鉱夫50銭が5枚組み合わせたデザインになっています。

4.1947年の切手の買取査定ポイント

印刷ズレなどのエラー切手は査定価格が高くなります。また、1947年の切手には見本切手も存在しており、これらはかなりの高値で取引されています。初日カバーと言われる、発行日当日の特印が押された切手も希少価値が高くなります。未使用であることも査定価格に関わり、保存状態の良し悪しによっても査定価格は変動します。

代表的な査定ポイント
  • エラー切手である
  • 見本切手である
  • 初日カバーである
  • 未使用か否か
  • 保存状態の良し悪し

5.1947年の切手の取引相場価格

東京切手展小型シートは、みほん切手の小型シートで、未使用のものでやや傷や汚れがある品物で、80,000円という高値で落札されました。民間貿易再開記念切手は、4円の80面シートで、未使用で目立った汚れや傷のないもので、15,000円で取引されました。東京切手展小型シートは、印刷ズレのエラー切手で、未使用でシートの端が少し切れている品物で、22,848円で取引されました。司法保護記念日2円切手は、80面シート1枚で、未使用のもので、18,000円と高値で落札されています。

6.1947年の切手の買取についてのまとめ

1947年の切手は、エラー切手や見本切手、初日カバーなど希少価値の高い切手がいくつかあります。エラー切手であれば思わぬ高値が付く可能性があります。このような切手がお手元にある方は、ぜひ一度査定してみてはいかがでしょうか。