1.1940年代の記念切手(せんきゅうひゃくよんじゅうねんだいのきねんきって)の買取なら写真無料査定ができる<SATEeee切手買取>へ

1940年代の記念切手は世情を反映し、軍事費募集のための寄付切手が発行されています。中には発行部数が少なく希少価値が高いものもあります。ここでは、1940年代の記念切手の取引相場や査定価格、希少価値などについて詳しく紹介します。

2.1940年代に起こった出来事

1940年(昭和15年)11月10日、宮城前広場にて昭和天皇皇后両陛下のご隣席の下、神武天皇即位紀元を祝う紀元2600年式典が実施されました。1942年(昭和17年)2月にはシンガポールで大日本帝国陸軍と連合国の間で戦闘が行われました。1944年(昭和19年)10月1日に、関東神宮が鎮座、創建されました。

3.1940年代の記念切手の種類

教育勅語50年記念切手

紀元2600年式典の実施を記念した切手です。金鵄、高千穂の峰などがモチーフになっています。一次と二次の2回にわけて発行されたため、2種類があります。

教育勅語50年記念切手

教育勅語の50周年を記念した切手です。「忠孝」の文字や勅語下賜が描かれており、額面は2銭と4銭の2種類です。

シンガポール陥落切手(寄附金付切手)

日本軍によるシンガポールの陥落を記念した切手です。軍事費の寄付金が付いた切手で、額面は2+1銭と4+2銭の2種類です。

満州国成立10年切手

満州国成立10年を記念した切手です。一次と二次の2種類があり、額面は一次が2銭と10銭、二次は5銭と20銭です。

鉄道70年記念切手

鉄道開通から70年を記念した切手です。当時の蒸気機関車C59がモチーフになっており、額面は5銭の1種類のみです。

大東亜戦争1年切手

太平洋戦争の開戦から1年経過を記念した切手です。バターン半島の戦車、真珠湾攻撃がモチーフになっており、額面は2+1銭、そして5+2銭の2種類です。

靖国神社75年切手

靖国神社の鎮座75周年を記念した切手です。靖国の本殿がモチーフになっており、額面は7銭の1種類のみです。

関東神宮鎮座切手

関東神宮の鎮座と創建を記念した切手です。関東神宮がモチーフになっており、額面は3銭と7戦の種類です。

4.1940年代の記念切手の買取査定ポイント

初日カバーのあるものは査定価格が高くなります。初日カバー(FDC)とは発行日当日の消印が押されたカバーのことで、数が限られることから希少価値が高くなります。また、保存状態の良し悪しも査定のポイントです。未使用であれば査定価格は高くなります。シリーズ全種類が揃っていることも査定に大きく関わってきます。

代表的な査定ポイント
  • 初日カバー(FDC)であるかどうか
  • 保存状態の良し悪し
  • 未使用かどうか
  • 全種類が揃っているかどうか

5.1940年代の記念切手の取引相場価格

関東神宮鎮座切手は、2銭と7銭それぞれ8枚ずつの未使用ものが1,900円で落札されました。大東亜戦争1年記念切手は、2+1銭と5+2銭それぞれの50面シート1枚ずつの未使用で経年劣化があるものは、5,500円で取引されました。シンガポール陥落切手は、2+1銭と4+2銭それぞれに「みほん」の文字が印刷されている珍しいもので、やや汚れがありますが16,000円で落札されました。

6.1940年代の記念切手の買取についてのまとめ

1940年代の記念切手は、初日カバーや見本切手をはじめとして、発行部数が少なく希少価値が高いものは高値で取引される可能性があります。買取を希望される方は、ぜひ一度査定に出してみてはいかがでしょうか。