1.1948年の切手(せんきゅうひゃくよんじゅうはちねんのきって)の買取なら写真無料査定ができる<SATEeee切手買取>へ
1948年の切手は戦後に発行された切手であることから、それ以前のものと比べると時代が若いため、バラ切手の価値はさほどではありませんが、見本切手や初日カバーなどの希少価値が高い切手が存在します。ここでは、1948年の切手の取引相場や査定価格、希少価値などについて詳しく解説します。
2.1948年に起こった出来事
1948年は大阪、名古屋、静岡で逓信展覧会が開催されました。また、葛飾北斎の没後100年を記念して、東京の国立博物館で北斎百年祭記念展が開かれました。国立博物館以外でも鎌倉、酒田、新津、京都、大阪、神戸、福岡の博物館や美術館などで一斉に浮世絵展覧が開かれた年でした。
3.1948年の切手の種類
大阪逓信展覧会記念小型シート
大阪で開催された逓信展覧会を記念した切手です。金魚がモチーフになっており、額面は5円が2枚のシートです。
名古屋逓信展覧会記念小型シート
名古屋で開催された逓信展覧会を記念した切手です。金魚がモチーフになっており、額面は5円が2枚のシートです。
全国緑化1円20銭切手
全国緑化をモチーフとして発行された切手です。樹木が描かれており、額面は1円20銭です。この年初めて天皇皇后両陛下が愛林日植樹行事にご臨席になり、以降は恒例となりました。
三島郵便切手展覧会記念小型シート
三島で開催された郵便切手展覧会を記念した切手です。金魚がモチーフになっており、額面は5円が2枚のシートです。
北斎百年祭記念小型シート
北斎百年祭の開催を記念した切手です。昭和22年(1947年)発行された「切手趣味の週間」記念5円切手に赤紫で加刷したものです。
東京逓信展覧会記念シート
東京で開催された逓信展覧会を記念した切手です。小型の帆船がモチーフになっており、額面は2円が2枚のシートです。
教育復興1円20銭切手
教育復興をモチーフとして発行された切手です。男女の学童が描かれており、額面は1円20銭です。当時の製造工程の影響によりエラー切手が多いことで知られています。
青森切手展覧会記念シート
青森で開催された切手展覧会を記念した切手です。図案は東京逓信展覧会記念シートと同じで、枠と文字の色が異なります。
福島逓信展覧会記念シート
福島で開催された逓信展覧会を記念した切手です。図案は東京逓信展覧会記念シートと同じで、枠と文字の色が異なります。
競馬法25年記念5円切手
公営競技としての競馬法公布25周年を記念した切手です。競走馬がモチーフになっており、額面は5円です。
4.1948年の切手の買取査定ポイント
査定のポイントは、見本切手であれば査定価格がかなり高くなります。また、バラ切手よりシートのほうが価格は高くなる傾向があります。発行日当日の特印が押されている初日カバーも高値で取引されています。未使用かどうかも査定のポイントです。保存状態の良し悪しでも査定価格は変動します。
代表的な査定ポイント- 見本切手であるか
- バラ切手かシートか
- 初日カバーであるか
- 未使用かどうか
- 保存状態の良し悪し
5.1948年の切手の取引相場価格
競馬法25年記念5円切手は、30面のシート未使用の美品が1枚10,000円で取引されました。北斎百年祭記念小型シートは未使用で保存状態もたいへん良好なもので、1枚2,200円で落札されました。福島逓信展覧会記念シートは、見本切手でやや傷と汚れがありましたが、1枚7,550円で落札されました。東京逓信展覧会記念シートは、初日カバーで目立った傷や汚れがないものは5,250円で取引されました。
6.1948年の切手の買取についてのまとめ
1948年の切手は、戦後に発行された切手ということでバラ切手はそれほどではありませんが、初日カバーや見本切手は希少価値が高く、コレクターの需要も高いので、査定においても高値が付く可能性があります。お手元にお持ちでしたら、ぜひ一度査定してみてはいかがでしょうか。
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