1.1951年の切手(せんきゅうひゃくごじゅういちねんのきって)の買取なら写真無料査定ができる<SATEeee切手買取>へ

1951年の切手には自動憲章制定や平和条約への調印などを記念した切手があり、特に児童憲章制定記念8円切手は20面シートで状態の良いものであれば10万円以上の価格で取引されています。ここでは、1951年の切手に関して買取査定のポイントや種類、取引相場などについてご紹介いたします。

2.1951年に起こった出来事

1951年は吉田茂首相を代表とする日本が、第2次世界大戦中は敵対関係にあった連合国48カ国の代表とともにサンフランシスコ平和条約に調印した年です。また同年には、日本国憲法の精神に基づき、児童に対する正しい観念を確立し、すべての児童の幸福を図る児童憲章も制定されました。

3.1951年の切手の種類

児童憲章制定記念8円切手

子どもの人権を保障する児童憲章の制定を記念した切手です。児童と双葉がモチーフになっており、発行枚数300万枚です。

郵便創始80周年記念小型シート

郵政創始80周年を記念した切手です。昭和すかし(偽造防止のためのすかし印刷)がなく、前島密(日本の近代郵政の創設者)がモチーフとなっており、4枚1組で取引されています。

平和条約調印記念切手

別名ではサンフランシスコ条約とも呼ばれ、日本が主権を回復したことを記念した切手です。菊や国旗がモチーフとなっており、全部で1.300枚発行されています。

第6回国体記念切手

広島など中国地方を中心に開催された第6回国体を記念した切手です。図案は砲丸投げとホッケーで200万組発行されました。

普通切手 昭和すかしなし 50円(弥勒菩薩)

奈良の中宮寺にある弥勒菩薩を配した切手です。普通切手ではありますが希少性が高く、高額取引がされています。

4.1951年の切手の買取査定ポイント

1951円の切手の買取査定ポイントは、切手の色味や額面の違いなどであると言えます。例えば、児童憲章制定記念8円切手の20面シートであれば、品物によっては13万円前後程度の高価格での取引も望めるでしょう。また、普通切手でありながら希少性が高い弥勒菩薩の切手は1枚でも市場価値があがります。

代表的な査定ポイント
  • 未使用切手かどうか
  • 切手の色味
  • エラー切手かどうか
  • 保存状態の良し悪し
  • 額面

5.1951年の切手の取引相場価格

1951年の切手は切手の色味やシート状態化などによって取引相場価格に変化があります。実際のインターネットオークションにおいては、第6回国体記念切手が7,980円で落札された実績があります。こちらは経年による変色、染み、折り目や破れなどはあったものの、1シートの状態で出品されていました。また、未使用品である児童憲章制定記念8円の20枚シートが6,250円で落札された実績もあります。弥勒菩薩の普通切手50円は、未使用で裏に染みがあっても1枚22,000円で販売されていることもあり、状態によってはより高値の取引にも期待できます。

6.1951年の切手の買取についてのまとめ

1951年の切手には第6回国体記念切手や郵便創始80周年記念小型シートなどがあり、シートで保管されているものであれば数万円の価格帯でも取引されています。実際の評価額を見極めるには専門的な知識や経験がお役に立ちます。お手元に古い切手があるというお客様は、査定されることをおすすめします。