世界柔道選手権大会記念切手(せかいじゅうどうせんしゅけんたいかいきねんきって)の買取なら写真無料査定ができる<SATEeee切手買取>へ

1.世界柔道選手権大会記念切手を売りたいお客様へ

世界柔道選手権大会記念切手は、世界柔道選手権の第1回大会を記念して発行された記念切手で、額面は10円切手の1種類です。未使用の20面シートや、初日カバーがあるものはネットオークションでも高値で取引きされています。

2.世界柔道選手権大会記念切手についての解説

世界柔道選手権大会記念切手は、1956年(昭和31年)5月3日に東京の蔵前国技館で開催された「世界柔道選手権大会第1回大会」を記念して発行されました。この大会は嘉納治五郎の提唱によって、1951年に設立された国際柔道連盟(IFJ)が主催する初めての世界選手権でした。図柄は、柔道の神様の地位を確立していた三船久蔵10段の隅落とし(空気投げ)が描かれています。これ以後スポーツ切手は郵政のデザイナー達によって手掛けられるようになります。スポーツを題材にした切手は、当時の関係者の回想などから特定できるケースも珍しくありません。

3.世界柔道選手権大会記念切手の種類

世界柔道選手権大会記念切手の額面は、10円切手の1種類で、シートは20面で発行されました。他にも柔道を図柄とした記念切手は、1995年(平成7年)に発行された「スポーツ世界選手権大会記念郵便切手」で背負い投げをしている女子選手の切手などがあります。

4.世界柔道選手権大会記念切手の希少価値

世界柔道選手権大会記念切手の発行枚数は500万枚で、印刷は緑と赤の2色印刷です。絵柄に描かれた技の描写は、柔道映画『神技三船十段』 の中でのワンシーンから選ばれました。郵政省デザイナーの渡辺三郎が下絵を担当していましたが、急病のため木村勝に制作が引き継がれており、原画の最終チェックには三船久蔵10段も加わったといわれています。昭和中期以降に発行されたバラ切手は、流通数が多いため価値がそれほど高くありませんが、一部の使用済み切手や、エラー切手の中にはプレミアム切手になるものが存在します。

5.世界柔道選手権大会記念切手の買取査定ポイント

世界柔道選手権大会記念切手の買取査定では、切手の保存状態や未使用かどうかがポイントになります。また、シート状であったり、初日カバーや記念印が押されたものであれば、高値がつく可能性があります。さらに一部の使用済み切手には高額査定が期待できるものがあります。

代表的な査定ポイント
  • エラー切手か
  • 未使用か使用済みか
  • シート状か
  • 保存状態
  • 初日カバー、記念印の有無

6.世界柔道選手権大会記念切手の取引相場価格

世界柔道選手権大会記念切手は、ネットオークションでも取引き価格を確認することができます。例えば、初日記念カバー付きの未使用リーフレットの出品では1,998円の値が付きました。また、10円切手×20面シート2枚での出品は1,110円で取引きされています。

7.世界柔道選手権大会記念切手の買取についてのまとめ

世界柔道選手権大会記念切手は、昭和中期に発行された記念切手で、500万枚発行されているためバラ切手の価値は高くありません。しかし、シート状で美品のものや、初日カバーがあるものは高値での取引きが期待できます。使用済みのものでもプレミアムがつく場合があるため、世界柔道選手権大会記念切手を所有されている方は、是非一度査定を検討されることをお勧めいたします。