ペンス・ブルー(ぺんす・ぶるー)の買取なら写真無料査定ができる<SATEeee切手買取>へ

1.ペンス・ブルーを売りたいお客様へ

ペンス・ブルーは、1840年にイギリスで発行された切手で、ペニー・ブラックと同様に世界最初の切手の通称です。ペンス・ブルーのデザインはペニーブラックと全く同じで、ヴィクトリア女王の横顔が印刷されています。コレクターの間ではペニー・ブラックより希少価値が高いとされ、現在かなり高値で取引されている切手です。

2.ペンス・ブルーについての解説

ペンス・ブルーは、バースのパーキンス・ベーコン・アンド・ベッチ社(Perkins Bacon & Co)で印刷し、1840年5月1日にイギリス郵政省から発行されました。同月6日から使用が開始された2種類の切手のうち、2ペンス切手をペンス・ブルーと呼んでいます。同時に発行された1ペンス切手は黒色であったことからペニー・ブラックと呼ばれています。

3.ペンス・ブルーの種類

ペンス・ブルーの図柄は、ヴィクトリア女王の気品ある横顔が描かれています。切手の大きさは、横19mm×縦23mm の長方形をしています。裏のりはついていますが目打ちはありません。用紙には偽造防止のため、王冠模様の透かしが入っています。ペンス・ブルーとペニー・ブラックは同一デザインでサイズも同じですが、青色のインク、黒色のインクを使ったことでそれぞれペンス・ブルー、ペニー・ブラックという愛称で呼ばれています。

4.ペンス・ブルーの希少価値

ペンス・ブルーはペニー・ブラックに数日遅れて販売されましたが、ペニー・ブラックに比べて需要が少なく、わずか第2版までで終わり、製造枚数もペニーブラックの1割以下に止まりました。そのため数が少なく、希少価値が高い切手です。その価値は、額面や使用済みかどうかによっても差があります。ペンス・ブルーは世界最初の切手の一つとして価値があり、新しい郵便制度の幕開けの象徴でもあります。

5.ペンス・ブルーの買取査定ポイント

ペンス・ブルーの査定においては、未使用切手か否かがポイントとなります。また、当時としては非常に進歩的な技術で偽造防止、再用防止、しかも大量印刷ができる点で大変優れていましたが、印刷ミスも存在し、特にエラー切手は高値での買取となりやすいです。もちろん、状態の良し悪しも査定に関わります。

代表的な査定ポイント
  • 額面
  • 切手の色味
  • 希少性があるかどうか
  • エラー切手かどうか
  • 未使用切手かどうか

6.ペンス・ブルーの取引相場価格

ペンス・ブルーは希少度が高く、高値で取引されるケースが多い切手です。例えば、切り離しされていないPlate1(1版)の横ペアの切手には83,000円の値が付きました。こちらはケンブリッジ局の数字印という比較的珍しい消印が入っていました。消印が鮮明で、汚れや欠けなどがない保存状態の良さが評価されて、高値がつきました。

7.ペンス・ブルーの買取についてのまとめ

ペンス・ブルーは世界最初の切手で、希少性、芸術性ともに非常に高く、今なお切手愛好家たちの憧れの的となっている切手です。発行年が非常に古い切手のため、綺麗な状態で保存されているものであればそれだけで価値は大幅に上昇するでしょう。お持ちの方は、この機会にぜひ一度査定をしてみてはいかがでしょうか。