名古屋開府350年記念切手(なごやかいふさんびゃくごじゅうねんきねんきって)の買取なら写真無料査定ができる<SATEeee切手買取>へ

1.名古屋開府350年記念切手を売りたいお客様へ

名古屋開府350年記念切手は、1959年(昭和34年)10月1日に名古屋市の念願が叶い発行された記念切手です。額面は10円の1種類で、図案には名古屋市のシンボルである金の鯱鉾が大胆にデザインされています。バラ切手の価値はそれほど高くはありませんが、未使用の20面シートや、記念印、初日カバーのあるものは額面より高値で取引きが期待できます。

2.名古屋開府350年記念切手についての解説

名古屋市は当初、名古屋港の完成から50年を記念した切手を発行するプランを立てましたが、全国のあらゆる港の開港記念として「日本開港百年切手」が発行されたため、実現しませんでした。そこで、名古屋市長から郵政大臣に「名古屋城再建記念、名古屋市制施行70周年および名古屋開府350年記念切手発行申請書」が提出され、その中から全国的な意義を持ちうるものとして、「名古屋開府350年」が採用されました。発行日は、名古屋城再建の記念式典が行われる10月1日に設定されました。

3.名古屋開府350年記念切手の種類

名古屋開府350年記念切手の額面は10円切手の1種類で、シートは20面構成で発行されました。図案に採用された金の鯱鉾は、郵政省の希望に沿って金色印刷が行われました。刷色として金色が採用されたのは、日本初の切手としては初の試みでした。

4.名古屋開府350年記念切手の希少価値

名古屋開府350年記念切手は、1.200万枚発行されており、流通数が多かったためバラ切手の希少価値に関しては、それほど高くはありません。昭和中期以降のバラ切手は、期待した値段がつきにくいものもありますが、一部のエラー切手、初日カバー切手などには希少価値がつく場合があります。

5.名古屋開府350年記念切手の買取査定ポイント

名古屋開府350年記念切手の買取査定では、未使用か否か、シート状か、保存状態の良好さが査定のポイントになります。また初日カバーや記念印があるものは額面よりも高値になりやすいでしょう。さらに、コレクター人気の高いエラー切手などは、高額査定になる場合があります。

代表的な査定ポイント
  • 未使用か使用済みか
  • シート状か
  • 保存状態
  • 初日カバー、記念印の有無
  • エラー切手か

6.名古屋開府350年記念切手の取引相場価格

名古屋開府350年記念切手は、市場に出回っている数が多いことから、ネットオークションでも取引価格をを確認できるため、査定額の参考になるでしょう。例えば、10円切手×20面シート1枚での出品では、400円の値で取引きされています。また、田型銘版付きの10円切手×4枚の出品では80円の値がつきました。

7.名古屋開府350年記念切手の買取についてのまとめ

名古屋開府350年記念切手は、名古屋港50周年を迎えた頃から記念切手の発行が計画され、念願叶って発行された記念切手です。発行枚数の多さからネットオークションでも市場の相場を確認できます。一部の使用済み切手やエラー切手には、高額査定が期待できるものが存在するため、お手元に所有されている方は、是非一度査定を検討されることをお勧めいたします。