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銘版付き切手

1.お手持ちの銘版付き切手を売りたい方へ

銘版付き切手(めいばんつききって)とは、切手の余白に切手製造機関の銘が印刷された切手のことです。銘版の歴史は古く初期の切手にまで遡り、銘の種類も数種確認されています。銘版付き切手は、1シートに1枚のみとなるため希少性が高く、通常よりも高値で取引されています。

2.銘版付き切手の概要を詳しく解説

銘版付き切手とは、切手周りの余白が付いている耳付き切手の中でも、銘版付きの余白が付いているものを指します。銘版とは、その切手を製造した機関名の印字のことで、切手1シートにあたり1ヵ所のみに印字されます。そのため、100枚シートや50枚シートの中の1枚(2枚の場合も)の切手だけが銘版付き切手となるのです。銘版付き切手は通常の切手にくらべ珍しく、愛好家にも好まれる傾向にあります。また、切手の銘版は、中国やスイス、デンマークなど外国の切手にも見られます。

3.銘版付き切手の種類を知ろう

切手シートの余白に銘版を入れるのは、明治9年の旧小判切手から始まったと考えられています。そして、それ以降発行された何種もの切手シートには、銘版が入れられてきました。銘版の種類にも数種あり、一般的なものは「印刷庁製造(旧庁)」「印刷庁製造(新庁)」「大蔵省印刷局製造」「財務省印刷局製造」「国立印刷局製造」などです。

4.銘版付き切手が発行された経緯や歴史的背景

先述のように、1シート50枚、もしくは100枚のうち銘版付き切手となるのは1枚だけです。そのため、通常の切手に比べると希少性が高く、付加価値がある切手として高値で取引されることも少なくはありません。切手の余白に銘版が見られる場合、切り取らずに置いておくようにしましょう。

5.銘版付き切手の希少価値や評価など

銘版付き切手の買取では、まず銘版が印刷された耳部分の状態が重要です。きちんと銘版が確認でき、キレや汚れの有無がないかどうかがポイントです。また、切手自体の種類やその希少性によっても査定額は変わります。さらに、切手自体の状態もポイントとなります。

査定時に把握しておりきたい代表的なポイント
  • 銘版部分の状態
  • 切手の種類
  • 切手の状態

6.銘版付き切手の買取査定時に把握しておきたいポイント

銘版付き切手の取引価格は、切手そのものの価値によってさまざまです。例えば、「印刷庁製造」の銘版付き2枚を含む昭和すかしなし50円切手の5枚セットは60,000円で取引されました。こちらはそれぞれ3枚と2枚でつながっており、状態も良い未使用品でした。また、下に「大日本帝国政府印刷局製造」の銘版が見られる田沢切手2枚セットは、35,502円で取引されました。こちらは使用済みで中国の字が入ったお品でした。

7.銘版付き切手の取引相場価格や取引参考価格帯のご紹介

銘版付き切手は、切手の耳部分に製造元の銘版が見られる切手のことです。1シートに1枚もしくは2枚しか現れないため希少性が高く、切手そのものの価値に付加価値を加えるものとして愛好家にも好まれています。銘版付き切手は買取においても高額査定を期待できる珍しい切手です。