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1.国際連合加盟記念切手を売りたいお客様へ

1956年(昭和31年)10月の日ソ共同宣言により、国交が回復したことを受け、同年12月18日に日本は国際連合への加盟が認められました。国際連合加盟記念切手は、翌年に日比谷公会堂での国際連合加盟記念国民大会開催に合わせて3月8日発行された10円切手です。図柄のバックには国連機関のILO(国際労働機関)、FAO(国連食糧農業機関)、UNESCO(国連教育科学文化機関)などの名称がデザインされています。バラ切手の市場価値は高くありませんが、一部の使用済み切手などはプレミアム切手として高値が付く場合があります。

2.国際連合加盟記念切手についての解説

国際連合加盟記念切手は、国際連合の加盟を記念して1957年(昭和32年)3月8日に発行されました。3月8日には日比谷公会堂で国際連合加盟記念国民大会が開催されています。当初は1956年(昭和31年)の発行を予定していましたが、加盟が見送られため、国際連合加盟の目処が立ってから発行事業が再開されました。図柄はコンペの末、国連のマークを専門機関の略称で囲んだ木村勝のデザインが採用されています。版式は、青色のバックをグラビアで印刷した上に、国連マークや日本語の記念文字、額面などを赤色の凹版で印刷しました。

3.国際連合加盟記念切手の種類

国際連合加盟記念切手種類は、10円切手の1種類で20面シートで発行されました。当初はグラビア多色刷で5円と10円の2種を発行するこも計画されいたそうです。

4.国際連合加盟記念切手の希少価値

国際連合加盟記念切手の発行枚数は500万枚で、図案は国連マーク、銘版は大蔵省印刷局が製造しました。発行枚数が多いためバラ切手単体での価値はそれほど高くありませんが、一部の使用済み切手やエラー切手などは高額査定になるものがあります。

5.国際連合加盟記念切手の買取査定ポイント

国際連合加盟記念切手の査定においては、まず未使用切手か否か、シート状かが査定のポイントになります。また、シミや破れなどがあるものは並品とみなされる場合があり、買取価格も若干下がってしまうため、コンディションには注意が必要です。さらに、製造工程などのミスによるエラー切手は、希少価値が認められ高値で取引きされるケースがあります。

代表的な査定ポイント
  • 未使用か使用済みか
  • シート状か
  • 保存状態
  • 初日カバー、記念印の有無
  • エラー切手か

6.国際連合加盟記念切手の取引相場価格

国際連合加盟記念切手は、ネットオークションでも取引き価格を確認することができ、査定時の参考になります。例えば、未使用10円切手×20枚シート1枚の出品では890円の値が付きました。また特印が押された未使用10円切手×20枚シート1枚の出品は、349円の値が付いています。

7.国際連合加盟記念切手の買取についてのまとめ

国際連合加盟記念切手は、国際連盟加盟を記念して発行された10円切手です。昭和中期の記念切手は発行枚数が多いことから、バラ切手の価値はそれほど高くありません。しかし、一部の使用済み切手やエラー切手は、コレクターからの人気が高く、高値で取引きされることがります。お手元に国際連合加盟記念切手を所有されている方は、是非一度査定を検討してみてはいかがでしょうか。