国立劇場開場記念切手(こくりつげきじょうかいじょうきねんきって)の買取なら写真無料査定ができる<SATEeee切手買取>へ

1.国立劇場開場記念切手を売りたいお客様へ

1966年(昭和41年)、国立劇場の開場を記念して額面が3種類(15円、25円、50円)の記念切手が発行されました。昭和40年以降に発行された切手は発行枚数が多く、バラ切手の価値は額面通りの取引のありますが、保存状態の良いものや、初日カバーや記念印があるものは、額面よりも高値が期待できます。

2.国立劇場開場記念切手についての解説

「国立劇場開場」は1966年(昭和41年)7月に、国立劇場法に基づき特殊法人として設立されました。11月1日に国立劇場本館(歌舞伎を中心とする大劇場、文楽を中心にする小劇場)が開場し、1979年(昭和54年)には隣接地に落語、講談を中心とする国立演芸場が開場しています。国立劇場開場記念切手は、1966年(昭和41年)11月1日の開場に合わせて、3種類が発行されていました。

3.国立劇場開場記念切手の種類

国立劇場開場記念切手の種類は、15円(20面シート)、25円(10面シート)、50円(10面シート)の3種類です。図案は15円切手が「国立劇場全景」、25円切手は歌舞伎の『菅原伝手習鑑』、50円切手には文楽の『八重垣姫』がデザインされています。25円切手と50円切手は、15円切手のサイズよりひと回り大きなサイズで発行されました。

4.国立劇場開場記念切手の希少価値

国立劇場開場記念切手は、15円切手が2,200万枚、25円切手切手は1,600万枚、50円切手は1,200万枚が発行されました。それぞれ市場に出回っている数が多いため、バラ切手の価値は高くありませんが、初日カバーや記念印があるものは額面よりも高値がつく可能性があります。

5.国立劇場開場記念切手の買取査定ポイント

国立劇場開場記念切手の査定においては、まず額面が注目され、額面が高いものほど高値査定となる傾向にあります。その際、未使用切手か否か、切手の色味はどうかも査定のポイントとなります。シミや破れなどがあるものは並品とみなされる場合があり、買取価格も若干下がってしまうため、コンディションには注意が必要です。

代表的な査定ポイント
  • 未使用か使用済みか
  • どの種類か
  • シート状か
  • 初日カバー、記念印の有無
  • 保存状態

6.国立劇場開場記念切手の取引相場価格

国立劇場開場記念切手は、ネットオークションでも取引きを確認でき、査定価格の参考になるでしょう。例えば、未使用の15円×20面シート1枚、25円、50円切手×10面シート各1枚のセットには1,100円の値がつき取引きされました。切手の額面が合計で1,050円なので、通常の切手なら額面に近い金額となる可能性が高いでしょう。

7.国立劇場開場記念切手の買取についてのまとめ

1966年(昭和41年)に発行された切手はこれまでの額面10円のものから、大半が額面15円に変更されました。国立劇場開場記念切手は15円、25円、50円の3種類が発行されており、発行枚数の多さからバラ切手の価値はそれほど高くはありません。しかし、エラー切手や一部の使用済み切手の中には高額査定になるものがあります。お手元に切手を所有されている方は、是非一度査定を検討されることをお勧めいたします。