甘藷伝来350年記念切手(かんしょでんらいさんびゃくごじゅうねんきねんきって)の買取なら写真無料査定ができる<SATEeee切手買取>へ

1.甘藷伝来350年記念切手を売りたいお客様へ

甘藷伝来350年記念切手は、沖縄に甘藷(さつまいも)が伝わって350年を記念して発行された記念切手です。沖縄に甘藷を広めた野国総管を祀っている野国総管宮の絵が描かれているのが特徴です。この甘藷伝来350年記念切手は琉球切手のひとつで、発行枚数が20万枚と少ないことから、現在において希少価値が高くなっています。

2.甘藷伝来350年記念切手についての解説

甘藷伝来350年記念切手は、野国総管が甘藷を郷里に広めてから350年を記念して発行されたものです。野国総管は1605年(慶長10年)に中国福建省福州より甘藷の苗を鉢植えにして持ち帰り、郷里の野國村で栽培しました。甘藷は肥料もいらず育てやすい上に短期間で収穫できるとあって、凶作で困っていた村は餓えから救われました。甘藷はその後九州に伝えられ、農民の食生活に欠かせないものとなりました。野国総管を”芋大主”と呼んでその功績を讃え、今も地域の人々に親しまれています。

3.甘藷伝来350年記念切手の種類

甘藷伝来350年記念切手の種類は1種類で、額面4円、発行日は1955年11月26日です。発行枚数は20万円、色は藍色です。沖縄産業の三大恩人の一人と称される野国総管の分骨を祀っている野国総管宮が描かれています。野国総管宮は沖縄県嘉手納町の野国総管公園内にあります。

4.甘藷伝来350年記念切手の希少価値

甘藷伝来350年記念切手は、アメリカ軍統治下の沖縄で使用された切手、いわゆる沖縄(琉球)切手のひとつで、希少価値が高い切手です。その価値は、額面や使用済みかどうかによっても差があります。また、エラー切手と呼ばれる製造過程でのミスによって生じた切手が見つかれば、希少な存在として切手コレクターの需要が高いと言えます。

5.甘藷伝来350年記念切手の買取査定ポイント

甘藷伝来350年記念切手の査定においては未使用の切手か否かがポイントとなります。また、切手の色味も重要で、未使用の切手は評価が高い傾向になりますが、一方で当時の使用実態がよく分かる使用済み切手の人気も高まっていることから高値がつく可能性があります。

代表的な査定ポイント
  • 額面
  • 状態の良し悪し
  • 未使用切手かどうか
  • エラー切手かどうか
  • 切手の色味

6.甘藷伝来350年記念切手の取引相場価格

甘藷伝来350年記念切手は希少度が高く、高値で取引されるケースが多い切手です。例えば、切り離しされていない50面シートの切手には、66,000円の値が付きました。こちらは未使用品ですが、経年保管品の為シミやヤケのあるお品でした。また、バラ5枚でも1,500円の値で取引されています。こちらの切手にはヒンジ跡のあるものとないものがありました。

7.甘藷伝来350年記念切手の買取についてのまとめ

甘藷伝来350年記念切手は、沖縄に甘藷が広まってから350年を記念して発行された切手です。絵柄には野国総管宮が用いられています。沖縄(琉球)切手のひとつで、沖縄返還後の1972年6月3日をもって効力が停止されているため使用はできません。そのため市場に流通することがなく、希少価値が高く、保存状態や色・印刷状態によってはかなりの高値での取引が期待できますので、査定をしていみてはいかがでしょうか。