改訂加刷100円切手(かいていかさつひゃくえんきって)の買取なら写真無料査定ができる<SATEeee切手買取>へ

1.改訂加刷100円を売りたいお客様へ

改訂加刷100円切手は、1952年(昭和27年)4月~1953年(昭和28年)3月まで暫定的に発行されました。他にも、10円の加刷切手などが同年に発行されています。戦後の混乱のなか、正刷切手が追いつかず、こうした加刷切手が発行されました。発行枚数が少なく希少性価値となる要素が多いため、プレミアム切手として高額査定が見込めます。

2.改訂加刷100円についての解説

改訂加刷100円切手は、1950年(昭和25年)に発行された第二次普通切手の「首里城正殿」に改訂加刷されたものです。元の額面は墨で消され、「改訂※100圓」と加刷されています。琉球在住の外国人が航空郵便を使用するにあたり、高額切手が必要になり1952年(昭和27年)4月~1953年(昭和28年)3月まで暫定的に発行されました。

3.改訂加刷100円の種類

改訂加刷100円切手の額面は1種類で、シートは100面構成で発行されました。図案は第二次普通切手「首里城正殿」に墨文字で加刷されています。

4.改訂加刷100円の希少価値

改訂加刷100円切手は8,000枚発行されていますが、急場しのぎに印刷されたため製造工程によるミスが目立ち、エラー切手が多いことが特徴です。また、琉球郵便の代わりに「RYUKYS」の国名が入りっていること、B円切手であること、その後B型軍票が廃止されたことが珍しい要素としてあげられます。そして琉球政府が日本に復帰したことにより「デッドカントリー」という付加価値がつき、希少性が増しました。

5.改訂加刷100円の買取査定ポイント

改訂加刷100円切手の買取では、保存状態、未使用かどうかが査定のポイントとなります。印刷が逆さまだったり、版がずれているようなエラー切手の場合は、より高値で買取られることがあります。

代表的な査定ポイント
  • エラー切手か
  • いつ発行されたか
  • 保存状態
  • 未使用か使用済みか
  • シート状か

6.改訂加刷100円の取引相場価格

改訂加刷100円切手は希少度が高く、高値で取引されるケースが多い切手です。例えば、出品名が「頭欠け改」とする未使用100円切手×1枚のものは、101,000円という高額で取引きされています。また、使用済みの100円切手×1枚の出品でも63,000円の値が付きました。シート状の出品では、100円切手×100面シート1枚のものが 18,749円で取引きされています。

7.改訂加刷100円の買取についてのまとめ

改訂加刷100円切手は、戦後の混乱のなか、地元の印刷所で急いで発行したため、エラー切手の数が多いことが特徴です。希少価値の高い切手なため、高額査定が期待できます。お手元に切手を所有されている方は、是非一度査定を検討されることをお勧めいたします。