英領ギアナ1セント・マゼンタ(えいりょうぎあないちせんと・まぜんた)の買取なら写真無料査定ができる<SATEeee切手買取>へ

1.英領ギアナ1セント・マゼンタを売りたいお客様へ

英領ギアナ1セント・マゼンタは、1856年に英領ギアナ(現在のガイアナ)で枚数限定で発行されたうちの1枚です。マゼンタの紙に黒のインクで、帆船のイラストとギアナ植民地におけるラテン語のモットー「Damus Petimus Que Vicissim(与えよう、見返りを求めて)」が印刷され、細い線で四角く囲まれているのが特徴です。この英領ギアナ1セント・マゼンタは今のところ、現存する唯一のものとして知られています。

2.英領ギアナ1セント・マゼンタについての解説

英領ギアナ1セント・マゼンタは、知られている限り1枚しか現存していません。1856年、英領ギアナで暴動が起こり、本国から切手が届かないことを恐れ、急場しのぎに地元の新聞社である切手が印刷されました。地元のみで使用され、そのまま忘れ去られてしまいますが、これがのちに1セント・マゼンタとして知られることになった切手です。この英領ギアナ1セント・マゼンタは、1873年に12歳のスコットランド人学生であるルイス・ヴァーノン・ヴォーンが、英領ギアナの街デメララにて叔父の手紙の中から発見したものです。

3.英領ギアナ1セント・マゼンタの種類

英領ギアナ1セント・マゼンタは今のところ現存する唯一のものです。武骨な消印が押されている使用済み切手で、八角形に切り取られています。2014年に米ニューヨークで競売に掛けられた際には、切手としては史上最高額の950万ドル(約9億7000万円)で落札され大きな話題を呼びました。

4.英領ギアナ1セント・マゼンタの希少価値

英領ギアナ1セント・マゼンタは1枚しか現存していないため、今まで流通した郵便切手の中で英国王立切手コレクションに収蔵されていない唯一の切手です。あまりに高額なためにカタログ上では値段が付けられない状態となっており、売買される場合には数億円で取引されています。

5.英領ギアナ1セント・マゼンタの買取査定ポイント

英領ギアナ1セント・マゼンタの査定においてはまず本物であるかが重要視されます。1999年には2枚目の英領ギアナ1セント・マゼンタ切手がドイツ発見されましたが、偽造して作られたことが鑑定によって発覚しています。

代表的な査定ポイント
  • 額面
  • 未使用切手かどうか
  • 切手の色味
  • エラー切手かどうか
  • 状態の良し悪し

6.英領ギアナ1セント・マゼンタの取引相場価格

英領ギアナ1セント・マゼンタは今のところ現存する唯一の品物で、2014年6月17日には948万ドルで落札され、この切手単独で4回も、一枚の切手の売却最高額を更新したことで知られています。最も高価な切手としてギネスブックに掲載されています。

7.英領ギアナ1セント・マゼンタの買取についてのまとめ

英領ギアナ1セント・マゼンタは、「世界一有名な切手」として知られています。たった1枚の切手で数億円という値が付くというのは夢があり、切手収集家たちは今後もこのような高額切手が出現することに注目しています。