第4回新聞週間切手(だいよんかいしんぶんしゅうかんきって)の買取なら写真無料査定ができる<SATEeee切手買取>へ

1.第4回新聞週間切手を売りたいお客様へ

第4回新聞週間切手は、1954年10月1日に第4回新聞週間を記念して発行されました。切手に描かれているのはペンと、当真嗣合(とうましごう)の肖像です。この第4回新聞週間切手は米軍統治下の沖縄で発行され、切手の上部には「琉球郵便」と記されています。発行年より長い年月が経っているため経年劣化が起こってしまったものが多いですが、色褪せやシワの少ないものは高い価値を持ち、コレクターにも注目されている切手です。

2.第4回新聞週間切手についての解説

新聞週間とは日本新聞協会が主催して毎年10月に開催される新聞の啓発・啓蒙キャンペーンです。第4回新聞週間を記念して発行されたのが、第4回新聞週間切手です。この切手には新聞事業の発展に一生を捧げた当真嗣合の姿が描かれています。当真嗣合(1884年~1945年)は国学院大学に学び、琉球新法社に入社しました。琉球新報社から独立したのち沖縄朝日新聞社を設立し、社長に就任。その後、首里市会議員、同議長を経て衆議院選挙に出馬し当選を果たした人物です。

3.第4回新聞週間切手の種類

第4回新聞週間切手は1954年10月1日に発行され、発行枚数は30万枚です。切手の種類は1種類で、シート50(10×5)、青色、額面は4円です。新聞週間を記念して発行された切手には、1953年発行の第3回新聞週間切手と1957年発行の第7回新聞週間切手があります。

4.第4回新聞週間切手の希少価値

第4回新聞週間切手は記念切手であるため期間限定の製造です。そのため数が少なく、今では希少価値が高い切手です。その価値は、額面や使用済みかどうかによっても差があります。また、当時の製法で生まれた色味・印刷の個体差も特徴的で、エラー切手と呼ばれる製造過程でのミスによって生じた切手も希少なものです。

5.第4回新聞週間切手の買取査定ポイント

沖縄(琉球)琉球切手である第4回新聞週間切手は高値での買取が期待できます。限られた期間にしか発行されておらず、沖縄独特のデザインが多いことから、人気が高いのがその理由です。状態の良し悪し、また、印刷が逆さまだったりずれていたりといったようなエラー切手の場合は、より高値での買取となることもあります。

代表的な査定ポイント
  • 状態の良し悪し
  • 額面
  • 切手の色味
  • 未使用切手かどうか
  • エラー切手かどうか

6.第4回新聞週間切手の取引相場価格

第4回新聞週間切手は希少度が高く、高値で取引されるケースが多い切手です。例えば、切り離しされていない50面シートの切手には61,000円の値が付きました。こちらは未使用品で、裏糊ツヤあり・ヒンジ跡なし、状態概ね良好のお品でした。入札件数が39もあったことからも第4回新聞週間切手の人気ぶりをうかがい知ることができるでしょう。

7.第4回新聞週間切手の買取についてのまとめ

第4回新聞週間切手は、1954年10月1日に発行された切手です。沖縄がアメリカ軍に占領されていた時期に発行された沖縄(琉球)切手のひとつです。絵柄にはペンと当真嗣合の肖像が用いられ、第4回新聞週間を記念したものです。切手の買取では、新しい切手より古い切手の方が希少性は年々上がっていき、価値が高くなる可能性があります。