ブラジル移住50年記念切手(ぶらじるいじゅうごじゅうねんきねんきって)の買取なら写真無料査定ができる<SATEeee切手買取>へ

1.ブラジル移住50年記念切手を売りたいお客様へ

ブラジル移住50年記念切手は、1958年(昭和33年)6月18日に日本人移民第1号がブラジルに到着してから50年を記念して発行された10円切手です。図柄には日本、ブラジルの両国国旗と日本人移民を運んだ「笠戸丸」が描かれています。流通数が多い切手ですが、一部の切手には希少価値が認められる場合があります。

2.ブラジル移住50年記念切手についての解説

6月18日は、日本人移民第1号を乗せた「笠戸丸」がブラジルのサントスに到着した記念日にあたります。また記念切手発行日の1958年(昭和33年)6月18日は、東京の日比谷公会堂で、ブラジル移住50年祭典として記念祝賀大会が開催されました。デザインは両国の国旗、地図、笠戸丸が描かれています。当初は笠戸丸の代わりに移民家族のシルエットが描かれていましたが、正式な原画には採用されず、その一部は特印のデザインに転用されました。ちなみに記念切手に他国の国旗が入るのは、「満洲帝国建国10周年記念切手」に次いで2例目となった記念切手でした。

3.ブラジル移住50年記念切手の種類

発行されていたブラジル移住50年記念切手の額面は、10円切手の1種類で、シートは20面構成です。絵柄は4色印刷で、バックの色はブラジルの国旗にちなみ緑を使用しています。

4.ブラジル移住50年記念切手の希少価値

ブラジル移住50年記念切手は1,500万枚と非常に多く発行されたため、バラ切手の価値はそれほど高くありません。しかし一部のエラー切手や、使用済み切手などの中には希少価値の見込めるものが存在します。

5.ブラジル移住50年記念切手の買取査定ポイント

ブラジル移住50年記念切手の買取査定では、未使用の20面シートか否か、保存状態が良いかが査定のポイントになります。また初日カバーが付いているものや記念印が押されたものであれば、付加価値が認められる可能性もあります。製造工程のミスによるエラー切手には更なる高値も期待できるでしょう。

代表的な査定ポイント
  • いつ発行されたか
  • シート状か
  • エラー切手か
  • 初日カバー、記念印の有無
  • 保存状態が良好か

6.ブラジル移住50年記念切手の取引相場価格

ブラジル移住50年記念切手は1,500万枚発行されたため、ネットオークションでも多くの取引を確認できます。例えば10円×20枚シート1枚の出品では520円の値がついています。また10円切手×1枚の初日印付き案内の出品では200円の値がつきました。

7.ブラジル移住50年記念切手の買取についてのまとめ

ブラジル移住50年記念切手は、1908年4月28日にブラジル移民第一陣を乗せた「笠戸丸」が神戸港を出港し、ブラジルのサントスに到着した日から50年を記念して発行されました。一部の使用済み切手やエラー切手は高額査定になる可能性があるため、お手元に切手をお持ちの方は、是非一度査定を検討してみてください。