別府観光切手(べっぷかんこうきって)の買取なら写真無料査定ができる<SATEeee切手買取>へ

1.別府観光切手を売りたいお客様へ

別府観光切手は戦後初の観光切手です。シリーズ化を予定していましたが、初回の発売で打ち切りとなったため、一部の切手は希少価値が高く、高額査定が見込めます。図案は抜群の構成力と写実的な画風に定評がある洋画家の中村研一が手掛けており、リアルな汽船が描かれています。額面は2円と5円切手の2種が発行されており、保存状態の良い20枚シートは高値で取引きされています。

2.別府観光切手についての解説

別府観光切手は、終戦から4年を経った1949年(昭和24年)の3月に発行された特殊切手です。1935年(昭和10年)から発行開始した特殊切手のなかでも、別府観光切手は古い部類に入ります。また戦後初の観光切手として知られており、当初は別府局と東京の麻布局のみの発行でしたが、翌年(昭和25年)からは全国で発行されました。観光地シリーズとして継続発行される予定でしたが、初回のみで打ち切りとなった珍しい特殊切手です。

3.別府観光切手の種類

発行されていた別府観光切手の額面は赤基調の2円切手と緑基調の5円切手の2種類です。切手の図案は2円、5円ともに同デザインが採用されており、洋画家の中村研一が手掛けました。絵柄は別府港にリアルな汽船と湾にせり出す高崎山が描かれています。別府観光切手の元になった作品は、別府市美術館に所蔵されています。

4.別府観光切手の希少価値

別府観光切手は初回のみで打ち切りとなった珍しい特殊切手で、2円、5円切手はともに500万枚発行されました。20面のシートは2円よりも5円の方が希少価値が高く、高値が期待できます。また一部の使用済み切手は人気が高く高額査定が見込めます。さらにシートの目打ちミスなどに見られるエラーや、一部の初日カバーにも価値の高いものが存在します。

5.別府観光切手の買取査定ポイント

別府観光切手の買取では、未使用か使用済みかがポイントになります。ついでシートの保存状態によっても値段が変動するため、コンディション管理が重要です。また、使用済みのものでも「昭和27年用図入り年賀印 南天 使用局 市川」などは人気が高く、高額査定が見込めます。

代表的な査定ポイント
  • どの種類の切手か
  • 保管状態
  • 未使用か否か
  • エラー切手かどうか
  • シートの状態か

6.別府観光切手の取引相場価格

別府観光切手はネットオークションでも取引きを確認することができます。例えば、2円、5円切手の20枚シート2枚での出品では、 どちらのシートも未使用の美品で6,750円の値が付いています。ほかにも未使用品の2円切手で、20枚シート1枚の出品には 2,910円の値がつきました。

7.別府観光切手の買取についてのまとめ

別府観光切手は戦後に発行された観光地初の特殊切手で、2円、5円切手ともに500万枚発行されましたが、初回で打ち切りとなりシリーズ化されませんでした。一部の初日カバー、使用済み切手は人気が高く高額査定が期待できます。別府観光切手をお手元に所有されている方は、是非一度査定を検討されることをお勧めいたします。