植林記念切手(しょくりんきって)の買取なら写真無料査定ができる<SATEeee切手買取>へ

1.植林記念切手を売りたいお客様へ

植林記念切手は、1951年(昭和26年)に琉球郵便が発行した記念切手です。額面は3円の1種類で、図案は松の木と「蔡温(さいおん)」の文字がデザインされています。琉球切手のなかでもプレミアム切手とされており、本物は高値での取引きが期待できるでしょう。偽装品も報告されているため、査定での真贋確認をお勧めします。

2.植林記念切手についての解説

1951年(昭和26年)に発行された植林記念切手は、初期の琉球切手です。図案には、琉球の五偉人に数えられる「蔡温」の名前と「蔡温松」が描かれています。「蔡温松」は琉球松の松並み木のことで、これは琉球王国時代の政治家蔡温が植林をしたといわれています。この切手は、植林から200年以上経っても「蔡温松」が大切にされている証と言えるでしょう。また、この切手は別名「蔡温記念」と呼ばれることあります。既に無い地域や国家で発行された切手は、「デッド・カントリー」と呼ばれ、歴史の証人としての価値があり、コレクターからの人気の高いことが特徴です。

3.植林記念切手の種類

植林記念切手の種類は、額面が3円の1種類で、シートは50面で発行されました。図案は安谷屋正義が手がけており、青海波模様のバックに「蔡温松」と「蔡温」の文字がデザインされています。

4.植林記念切手の希少価値

琉球切手は257種が発行されており、「デッド・カントリー」切手としてコレクターから人気があります。植林記念切手はその中の一つで、希少度の高いプレミアム切手です。初日カバーや記念印があるもの、50面シート、定常変種などは高値での取引きが期待できるでしょう。

5.植林記念切手の買取査定ポイント

植林記念切手の買取査定では、保存状態の良さや、本物かどうかが重要な査定ポイントになります。また未使用か否か、初日カバーや記念印の有無などで査定額は変動するでしょう。さらに未使用のシートであれば高額査定が期待できます。

代表的な査定ポイント
  • 保存状態
  • 本物かどうか
  • シート状か
  • 初日カバー、記念印の有無
  • 未使用か使用済みか

6.植林記念切手の取引相場価格

植林記念切手は希少度が高く、高値で取引されるケースが多い切手でネットオークションでも確認する事ができます。例として、初日カバーと那覇局記念印が押された3円切手×1枚の出品には6,250円の値がつきました。また、3円のバラ切手×1枚では2,000円で取引きされています。

7.植林記念切手の買取についてのまとめ

植林記念切手は、琉球切手の初期の記念切手で、希少度が高いことが特徴です。しかし消印の偽造も発見されているため、切手を確かな価格で買取してもらうためには、専門家の査定をお勧めします。保存状態の良い品物はバラ切手でも高額査定が期待できます。シワや汚れなどがあると並品とされる場合があるため、コンディション管理が必要です。